毎年、花粉症で悩むあなたに今年も嫌な情報を送らないといけません。
残念ながら2018年の花粉飛散予測も多くなっています。
早めにできることをやらないといけませんね。
2018年花粉飛散予測
花粉は前年の7月の日照時間によって飛散状況が変わってきます。
その時間は西日本でも瀬戸内の一部を除いて平年よりもやや多く、特に東北から関東、東海にかけて多くなりました。
その条件からすると、2018年の花粉も多くなります。
2017年の花粉飛散は例年より西日本でやや多くなりましたが、その他の地方は平年並みかやや少なくなりました。
その影響もありますが、東北から関東北部、東海地方の一部ではかなり多くなる予報が出ています。
その飛散情報を下表にまとめています。
(花粉の単位は個/㎠です。)
(赤い数字は前年よりも増)
観測地点 | 2017年実測 | 2018年予測 | 2018年飛散開始時期 |
---|---|---|---|
札幌 | 35 | 30 | 4月上旬 |
盛岡 | 1,315 | 4,845 | 3月上旬 |
山形 | 3,101 | 7,098 | 3月上旬 |
仙台 | 1,923 | 7,032 | 3月上旬 |
福島 | 3,249 | 9,076 | 3月上旬 |
いわき | 4,915 | 16,884 | 2月下旬 |
宇都宮 | 4,812 | 13,967 | 2月中旬 |
水戸 | 3,498 | 16,077 | 2月中旬 |
高崎 | 7,508 | 13,595 | 2月中旬 |
坂戸 | 7,475 | 14,145 | 2月中旬 |
船橋 | 4,788 | 6,401 | 2月中旬 |
木更津 | 3,080 | 5,230 | 2月中旬 |
東京 | 3,948 | 4,861 | 2月中旬 |
八王子 | 3,469 | 6,150 | 2月中旬 |
横浜 | 1,955 | 4,812 | 2月中旬 |
富山 | 2,886 | 3,064 | 2月下旬 |
金沢 | 1,394 | 2,455 | 2月下旬 |
小松 | 2,937 | 4,181 | 2月下旬 |
福井 | 2,521 | 3,857 | 2月下旬 |
浜松 | 5,060 | 8,756 | 2月上旬 |
名古屋 | 1,123 | 4,954 | 2月中旬 |
大垣 | 3,118 | 8,791 | 2月下旬 |
津 | 5,834 | 12,516 | 2月中旬 |
大津 | 7,168 | 8,292 | 2月中旬 |
奈良 | 2,252 | 6,542 | 2月中旬 |
天理 | 15,110 | 21,512 | 2月中旬 |
和歌山 | 1,405 | 1,653 | 2月中旬 |
大阪 | 2,695 | 3,518 | 2月下旬 |
西宮 | 3,947 | 5,153 | 2月下旬 |
芦屋 | 3,237 | 7,782 | 2月中旬 |
岡山 | 2,067 | 2,282 | 2月中旬 |
米子 | 4,547 | 4,295 | 2月中旬 |
松江 | 1,058 | 2,664 | 2月中旬 |
広島 | 1,299 | 1,508 | 2月中旬 |
山口 | 5,371 | 4,491 | 2月中旬 |
高松 | 5,445 | 2,942 | 2月中旬 |
今治 | 3,017 | 6,977 | 2月中旬 |
松山 | 4,081 | 7,493 | 2月中旬 |
南国 | 2,426 | 4,744 | 2月中旬 |
福岡 | 6,544 | 4,538 | 2月上旬 |
佐賀 | 5,204 | 5,419 | 2月上旬 |
長崎 | 6,188 | 5,385 | 2月上旬 |
由布 | 8,504 | 7,427 | 2月上旬 |
八代 | 2,956 | 3,976 | 2月上旬 |
宮崎 | 2,589 | 5,163 | 2月中旬 |
鹿児島 | 2,338 | 2,988 | 2月中旬 |
ごらんの通りですが、地域によってはかなりやばい状況になっています。
お察しします。
すみません。他人事のように言ってしまって。
ボクが他人事のように言えるのにもちゃんと理由があります。
ですが、ボクもひどい花粉症持ちなんです。
そのひどさから口腔アレルギー症候群にもなりました。
ですが、花粉は恐れていませんよ。
そのわけはのちほど。
2018年花粉情報も多いけど毎年多いのははなぜ?
それにしても、花粉って毎年飛ぶ量が増えているっていう情報ばかりですよね。
これってなぜなんでしょう。
スギは樹齢30年前後になると大量の花粉を生産するようになります。
1980年までは樹齢30年を超えるスギ林は少なかったのですが、80年代後半から急増し、2012年には95%以上が樹齢30年を超えました。
これによって飛散する花粉の数は90年代から急増し、現在は花粉の量はピークを迎えていると考えられています。
東京では5年連続で花粉飛散量が増えています。
よほどの冷夏にならない限り、多い状況が続くとみられています。
また、温暖化による影響も少なからずあるようです。
結局のところ、建材に使うスギやヒノキの植林が招いた事でさらに温暖化まで絡んでくるとなると花粉症は人災と言えるかもしれませんね。
花粉症の予防はいつからやったらいい?
さて、ボクが上で他人事で言っていた理由を説明するときがきました。
こんなに花粉の飛散量が毎年毎年増えていくなかで、ボクはなぜ余裕なのでしょう?
これは全然、難しい事をしているわけでもなく、毎日ヨーグルトを食べているわけでもなく日常生活はあなたと何ら変わらない生活です。
ただ一つだけ違うのは、上にあった飛散予測に照らし合わせて、耳鼻科と眼科に行っています。
耳鼻科でも内科でもやってもらいますが、注射を打ってもらうだけなんです。
これで、その年は花粉症をさっぱりと忘れてしまうほどに楽になります。
調べてみると自分が花粉症だとわかっているのに、放置したまま花粉が飛散する時期を迎える人は約7割もいるとか。
たぶん、あなたもそうなのだと思います。
本当にちょこっとだけ時間を作って行くだけで、その年は楽に過ごせます。
「急がば回れ!」
と言いますが、特に回っている感じもしません。
せっかくあなたもこの記事を見たのであれば、今からでも遅くないので行きましょう。
行っておいたほうがいい時期は花粉が飛散する時期の2~3週間前です。
その効果は半年くらい続くそうなので早いに越したことはありません。
思い立ったが吉日で今から行きましょう!!
まとめ
毎年、花粉の飛ぶ量は増えています。
これは紛れもない事実です。
ですが、恐れる事はありません。
診察を受けるだけで、マスクも要らない花粉の季節がやってきます。
ただ、勘違いしてはいけないのは毎年行きましょう。
治ったわけではありません。
信じたくないという人は信じなくてもかまいません。
あなただけにはその楽な気持ちを味わってもらいたいと思っています。