花粉症はくしゃみや鼻水、目のかゆみが誰もが知っている症状です。
花粉症の時期に熱が出たことってありませんか?
花粉症で熱が出ると思ってないので、風邪だなって判断したことありませんか?
花粉症で熱が出る仕組みは?
実は花粉症でも熱は出ます。
花粉症で熱の出る原因は3つ考えられます。
・鼻づまりなどの炎症によって脳が酸欠状態になっている為、頭痛や発熱の原因。
・ウイルスや細菌と勘違いした体が戦おうとして、体温を上げていることが発熱の原因。
・免疫力の低下から発熱。長引く花粉症で体力が低下していることが原因。
また、風邪などを併発してしまう事も当然あります。
これは、鼻づまりなどで口呼吸になる事も多いいのでウイルスや細菌の侵入を簡単に許してしまう為、感染しやすい状態になっていることがあげられます。
たかが、花粉症と思わずにマスクなどで防止しておくことはやはり必要と言えます。
花粉症の熱と風邪の違いは?
風邪と花粉症の違いをわかりやすいように表にまとめています。
もし、花粉症の時期に風邪かどうかわかりづらい時などの判断材料にしてみてください。
風邪 | 花粉症 | |
---|---|---|
喉 | 咳、痛み | かゆみ、咳 |
鼻水 | 白〜黄色で粘り気のある鼻水 | 透明でサラサラした鼻水 |
くしゃみ | 出るが頻度は高くない | 1日に何度も出る |
目の症状 | なし | かゆい、充血 |
熱 | 微熱~高熱 | 平熱~微熱 |
関節痛 | ある | なし |
その他の症状 | 腹痛、下痢、吐き気、悪寒など | 頭痛がある場合もあり |
この中でも、判断材料としてわかりやすいのは鼻水です。
花粉症の場合は「さらさらとした鼻水」
風邪の場合は「ドロッとした鼻水」
このような鼻水の状態を一つの判断材料としてみてください。
花粉症で熱が出た時に飲む薬と治療法は?
花粉症の時に熱が出た場合は安易に市販の薬の使用は非常に難しいところです。
上記のような症状で判断できるとしても、素人判断になってしまうので他の病気を併発していないとも言えません。
特に解熱剤の使用は基本的に高熱時の体力低下を防ぐ為に使用するのが一般的なので、お医者さんの判断なしで使用するのはお勧めできません。
やはり、病院に行き花粉症なのかその他の何かによって熱が出ているのかの判断をしてもらうべきです。
その方が適切な治療もできるでしょう。
たかだか花粉症と思っていても熱が出てそれがずっと続くとそれだけでしんどい思いをしないといけません。
すぐに病院で診てもらいましょう。
まとめ
花粉症でも、熱が出ることがあります。
ただ、微熱が長く続く事が多いようです。
あまりに高熱が出た場合はインフルエンザなどの感染症にかかっている可能性もあるので注意が必要です。
風邪との違いは表で説明しましたが、鼻水の色でサラサラで透明なものが花粉症の鼻水と思ってもらえばいいです。
ですが、あくまでも指標なので最終的にはお医者さんに診てもらい、適切な治療を受ける必要があります。
いつまでもしんどい思いをしないように早めの受診を心がけるようにしましょう。