朝起きたら子供の様子がいつもと比べておかしい。
機嫌が悪かったり、だらだらしてみたり。
小さな子供の場合は特に自分の症状を伝えることができないので
わかりづらいということもありますよね。
親としては、そこに慣れて気づいてあげないといけませんよね。
病院に連れて行くとしても、それがインフルエンザなのか
風邪なのかっていうのは症状としてわかるものなのかが
気になるところですね。
子供がインフルエンザに感染した時の症状を教えて!
それでは、インフルエンザと風邪の症状にどのような違いがあるのかをみていきます。
インフルエンザ | 風邪 | |
発症時期 | 冬季 | 1年中 |
症状の進行 | 急激 | 緩やか |
発熱 | 高熱(38℃以上) | 微熱(37~38℃) |
症状 | 咳、のどの痛み、鼻水、全身倦怠感、食欲不振、関節痛、筋肉痛、頭痛 | 咳、くしゃみ、のどの痛み、鼻水、鼻づまり |
表を見てみるとわかりますが、やはり熱の高さが判断材料の一番手になります。
ただ、ワクチンを接種していたりすると高熱にもならないようですし、微熱程度で終わる事もあるようですので
そこは注意が必要です。
大人の場合は、本人が症状を説明してくれるので少しはわかりやすいのですが
子供の場合は自分の症状をうまく伝えられないことも多く、ただ元気がない、息があらい、咳をする
など見た目で判断してあげるしかありません。
上の表を見ながら注意深く子供さんの状態を観察してみてください。
感染したかもしれないって思ったらすぐ受診!
インフルエンザの症状かもしれないと思ったらとにかくすぐに小児科に行って受診しましょう。
子供の場合は、処置が一歩遅れてしまうと重症化のリスクが高まってしまいます。
5歳以下の子供の場合はインフルエンザ脳症を併発すると後遺障害や死に至ることもあります。
また、抵抗力が弱まっている為に最近の二次感染による肺炎にかかることもあります。
もちろん、ただの風邪ということもありますが、すぐに受診し適切な治療をしてもらう事が必要です。
また、家庭内で療養することになりますが子供をひとりにせずに症状をチェックするようにしてください。
症状がひどくなったり、様子がおかしいと思ったらすぐにお医者さんに相談し適切な判断を仰ぎましょう。
※病院を受診する時には、子供の様子を具体的に先生に話せるようにメモなどを取っておくことをお勧めします。
●熱は何℃か?
●咳や鼻水は?
●いつ頃からか?
●食欲は?
●下痢や嘔吐は?
などなど、その他気になる点があったらしっかりと伝えるようにしましょう。
また、お医者さんから処方されたお薬はしっかりと言われた通りに服用しましょう。
高熱の場合は解熱剤も処方してくれますが、「〇〇℃以上の場合は飲みましょう」
や「飲み切ってください」など言われますので必ず守りましょう。
素人判断をせずにお医者さんを信頼することが治療への早道となります。
実際に感染していたら休む期間は何日?
これには明確な基準もあり、受診したお医者さんが説明してくれることでもありますが
確認の為に書いておきます。
受診してインフルエンザが陽性と言われた日(発症した日)の次の日から5日間かつ解熱の次の日から2日間(幼児は3日間)
休まないといけません。
つまり、最低でも発症日から6日間は出席停止になります。
大体、子供は熱が下がるととても元気にないますがそれでも家で安静にしておくようにしましょう。
まとめ
子供がインフルエンザにかかった時の対応を簡単にまとめておきます。
●インフルエンザの疑いがあると判断したらすぐに受診!
●子供の様子をしっかりと医者に伝える
●薬は医者の言われた通りに服用する
●学校は発症した次の日から5日間かつ解熱の次の日から2日間出席停止
(幼児は解熱した次の日から3日間出席停止)
インフルエンザにかかったからと言っても慌てず素早く対応することで
治癒する期間も短くなり、重症化のリスクも減ってきます。
大丈夫です。
お医者さんを信じて任せましょう!