インフルエンザ 健康

子供のインフルエンザはどう予防する?予防接種と何を実践すべき?

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インフルエンザウイルスの猛威

寒い冬の時期になると毎年インフルエンザが猛威を振るっています。

インフルエンザは風邪の症状によく似ているので簡単に考えてしまう

こともあるようですが、肺炎を併発すると死も絡んでくる恐ろしい

感染症です。

また、6歳以下の子供は脳症を併発しやすく発症すると死亡率は8~9%

にものぼっています。また、インフルエンザ脳症を発症した25%の子供

に後遺症が残ってしまっているという警戒しないといけない合併症です。

そんなインフルエンザにかからない為の方法をまとめましたので

あなたも対策していきましょう。

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子供ができるインフルエンザの予防には何がある?

インフルエンザにかかる子供の割合は0~4歳が約5%、5~14歳が約7.5%となっています。

保育園、幼稚園、学校などでみんながどうしても人が集まりやすいということで感染の

リスクが高いのは仕方がないところかもしれません。

ですが、ただ感染するかしないかは運まかせというだけでは実際にかかってしまって

先に書いた症状を併発すると取り返しがつきません。

できる予防をしっかりとしていきましょう。

では、一体どんな対策があるのでしょうか?

①インフルエンザワクチンの予防接種

②手洗い・うがいの励行

③マスクの着用

④人混みに行かない

⑤アルコール除菌

⑥加湿と換気

⑦免疫力を高める

あなたはどれだけ知っていましたか?

どれも、100%って言えるものはないのかもしれません。

ですが、それぞれにはちゃんと予防効果があるんですよ。

子供へのインフルエンザの予防接種ではどんな効果がある?

上記した中でも一番高い効果が期待できるのがインフルエンザの予防接種です。

 

これは接種したからと言って、絶対にインフルエンザにかからないという事はありません。

予防接種を受けていない人が約7%感染するとすれば

予防接種を受けた人は約4%くらいの感染率となっています。

絶対ではありませんがやはり大きな効果と言っていいでしょう。

また、重症化のリスクも約7割も減少します。

 

予防するという意味でやはり接種しておくべきです。

 

あと、知っておいていただきたいのはインフルエンザワクチンを接種したからと言って

すぐに効果が出るものではなく、抗体ができるまでに約2週間かかります。

その後、すこしづつ抗体を減らしながらも約半年間はその効果を継続していきます。

 

さらにもう一つ注意したいのは12歳までの子供には「2回」予防接種をしなくてはいけません。

1回目の接種から2週間後~3週間後までの間に2回目を接種します。

そこから約2週間後に抗体ができるという事を考えながら、接種する必要があります。

 

多くの病院では10月頃から受け付けていますので、12月中頃までには終わらせたいですね。

 

どうしても、気にかかるのは予防接種の価格ですよね。

子供の場合は2回接種しますので、合計で5,000円~7,000円が相場になっています。

病院によってはこの価格よりも安いところもありますので、あなたが住んでいる地域の

病院で実際に電話をして価格を確かめてから行くといいでしょう。

気をつけないと、同じインフルエンザワクチンなのに倍以上違ってしまいます。

 

価格は気になってしまいますが、インフルエンザの予防で一番効果的なのは

インフルエンザワクチンの接種です。

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簡単な予防を今すぐ実践しよう!

続きまして、誰もが簡単にできそうな予防策を見ていきます。

●手洗い・うがいの励行

外から帰ったら、手や口内には細菌やウイルスがたくさんいます。

手洗いとうがいを正しく行うことでインフルエンザもそうですが

その他の感染症の予防にも効果がありますので、ぜひあなたの家族も

みんな揃って行いましょう。

●マスクの着用

ウイルスは非常に小さいものなので、実のところマスクの効果は薄いと言われています。

ですが、着用していないよりは当然口内にウイルスが入る可能性も少しは低くなります。

ウイルス用のマスクもありますので、それを使うと予防の効果も少しはUPします。

●人混みに行かない

一番効果的ですが、一番難しい方法と言っていいでしょう。

ただ、ウイルスは保菌者が触ったものにも付いてしまいます。

それを触った手を口元に持って行ってしまうとそれが感染経路に

なってしまう事があります。

子供に

「手を口元に持って言ってはいけません!」

と言ってみたところで分かってもらえないかもしれませんが

そういう癖があるなら少しづつでも直していく方がいいでしょう。

●アルコール除菌

インフルエンザウイルスには効果があります。

アルコールで手を除菌したら石鹸で手を洗わなくても大丈夫というくらいです。

ですが、ノロウイルスには通用しません。

ノロウイルスも感染してしまうとかなりしんどい症状ですから

やはり石鹸で流水の手洗いは必要なんですね。

●加湿や換気

低温乾燥した状態ではインフルエンザウイルスは空気中を浮遊しやすくなります。

ですから加湿器や湿ったタオルなどを部屋のどこかにかけておくといった

乾燥対策をしましょう。

また、換気をして外の空気と入れ替えることも重要です。

寒い時期で、なかなか窓を開けるのもつらいのですが

長時間、締め切った部屋だとインフルエンザウイルスが増殖しやすい環境に

なってしまいます。時折、窓を開けて空気を入れ替えるようにしましょう。

●免疫力を高める

・栄養バランスのとれた食事を摂りましょう

タンパク質・ビタミンを摂る事が免疫力を高め、インフルエンザ予防には重要です。

タンパク質は肉類、魚類、豆腐などをしっかり食べること。

ビタミンの中でもA、C、Eが免疫力向上には重要です。

ビタミンAはレバー、ニンジン、西洋カボチャ、卵黄など

ビタミンCは赤ピーマン、黄ピーマン、キウイ、グレープフルーツ、レモンなど

ビタミンEはサラダ油、マヨネーズ、西洋カボチャ、アーモンドなど

・睡眠不足はだめ

睡眠不足の状態では、免疫力は低下してしまいます。

子供なのに夜遅くまで起きてテレビを見ていては免疫力は低下するばかりですね。

・適度な運動

適度な運動は免疫力を高めます。

体力がなくなってしまっては病気に対する抵抗力が落ちてしまうのもうなづけますよね。

ただ、あくまでも適度です。

やりすぎは逆に体力を低下させ、免疫力も低下させてしまいます。

まとめ

いかがでしたか?

 

インフルエンザの予防方法についてみてきました。

 

どうしても、やっておいてほしいのはワクチンの接種です。

 

本当は国が協力してくれたら一番なんですけどねー。

仕方ないので、わが子の身は親が守りましょう!

 

あと、当然あなたもインフルエンザワクチンは接種してくださいね。

あなたが感染してしまったら、家庭内で感染させてしまいます。

 

また、免疫力を高める生活習慣が大事ですね。

 

元気にこの冬も乗り切りましょう!

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