酷暑の中、一緒に歩いていた友人が突然倒れた!!
熱中症が疑われる状況です。
こんな時あなたは適切な対処や応急処置をすることができますか?
熱中症かも!?その症状とは?
突然、横にいた友達の体調がおかしくなった!
もしかして、熱中症かも!?
まずは、熱中症の症状を見極めることが必要です。
●倒れる
●気分が悪い、頭が痛い、吐き気
●体が熱い
●虚脱感、座り込む
●ふらふらして、立てない
●手足がつる、しびれる
こういった症状が見られるのが熱中症です。
熱中症のこんなときどうする?症状別対処方法は?
続いて、あなたがどうするべきかです。
声をかけます。
「大丈夫かー!」
「名前言えるか?」
「場所がわかるか?」
などの誰でも当たり前にわかるような質問をします。
ここで、相手の答えがちゃんと帰ってくるかを見極めます。
ちゃんとした答えなら意識があります。
答えられない、あるいは意味の分からない事を言う場合は意識レベルが低くなっています。
●意識がない、朦朧(もうろう)としている場合
①すぐに、救急車を呼ぶ
・自分で、救急車を呼べない場合は大きい声で他人にお願いする。
②救急車を呼んで待つ間に応急処置をする
●意識がある場合
①応急処置をする
熱中症あなたは適切な対処や応急処置をすることができますか?
●熱中症の応急処置の仕方
①涼しいところに連れて行く
・木陰、エアコンの効いた室内など
②服をゆるめる
③冷やす
・首の両側、脇の下、足の付け根を中心に冷やす(氷のうがあるとよい)
・水をかける
・うちわであおぐ
※意識の無い場合や意識が朦朧としている場合には、このように体を冷やす事を第一に考えて救急車の到着を待つ
○意識のある場合は・・・
④自分で水分を摂れる場合には水分を補給させる
・スポーツドリンクなど
※無理矢理飲ませない→食堂に流れ込んだり、吐き出したりするかもしれない
⑤回復した場合は、涼しい部屋で安静にして休ませる
※まだ、体調の悪い場合や④で水分を自分で飲めない場合はすぐに病院へ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
緊急事態に備えて、あなたもこのくらいはできるようになっておくといいかもしれませんね。
●熱中症の防ぎ方
・こまめな水分補給→習慣づける(喉が渇いてからでは遅い)1度にたくさん飲むのではなくこまめに。
・30分に1回休憩をとる(体温を下げる)
・服装は風通しが良く、帽子をかぶる
・しっかりと睡眠をとる
・食事をしっかりととる
・エアコンを効かせすぎない(暑さに対する耐性が弱くなってしまう)
こういったことに気を付けてあなた自身が熱中症になってしまわないように気を付けましょうね。
それでは、お互い熱い夏を乗り切りましょう!