カブトムシを捕まえた!
もらった!
でも、飼う方法がわからなかったら飼う事はできないですね。
カブトムシの事を知っておけばとっても簡単なんですよ。
カブトムシを飼う準備をしよう!
カブトムシを飼う為に必要な準備っていうのは、ケースや土ももちろんなんですけど、まずはあなたや子供さんがカブトムシを理解することが必要です。
カブトムシを飼い始めたら、っていうか、捕まえて持って帰ってしまった時点から、責任を持って死ぬまで飼うようにすることが大事です。
もう、飼うのが面倒だから逃がしてしまおうっていうのはダメなんです。
日本に住んでいるカブトムシにも地域性がちゃんとあって、よその地域のカブトムシをその自然の中に入れてしまってはいけません。
交雑種になってしまうんです。
だから、最後まで責任を持つと決める!
これが、最初の準備です。
カブトムシの事を知る
簡単にカブトムシの説明をします。
覚える必要はありませんが、知っておいた方が便利です。
カブトムシの一生
●9月頃 卵
●10月~5月頃 幼虫→幼虫の時の大きさで成虫になった時の大きさが決まる。
●5月~6月 サナギ
●6月~8月 成虫
●8月頃 産卵→親は寿命を迎える
そして、卵はたくさん産まれます。
増えすぎる事があるという事にも注意が必要です。
上で書いたように増えすぎたからと言って屋外に逃がしてはいけません。
最後まで面倒を見ないといけないという事を頭にいれておきます。
カブトムシは夜行性
カブトムシが夜行性っていうのは、あなたも知っているかもしれません。
でも、飼ったことがなかったら、わからないかもしれませんが本当に夜元気です。
ブンブンと羽音を立てまくります。
それをうるさく感じる事はありませんか?
夏の間、ほぼ毎日ブンブン言いまくります。
カブトムシは生き物
当然ですけど、エサが必要です。
そこにはお金もかかります。
大きな金額ではありませんけどね。
そして、住みやすい環境が必要です。
何となくで、いいので夏場の雑木林を思い浮かべてもらったらいいと思います。
そんな環境がカブトムシのすみかなんです。
なるべく近づけてあげたいですね。
飼う側も楽しむ
カブトムシの事をよく知っていたら、飼う事を存分に楽しみましょう!
カブトムシが夜にブンブン羽音を立てると、それはかわいく感じます。
毎日、観察してあげるといいですよね。
そして、親としての仕事は子供に世話させるという環境づくりをしてあげることです。
子供が楽しく飼育できるように、最初は色んな作業を子供と一緒にやります。
そして、やがて子供に全て任せます。
それも、楽しくやらせることが大切ですね。
生き物を飼うっていうのはとても勉強になります。
色々説明はしましたが、カブトムシはそういう意味ではとてもおすすめです。
カブトムシを飼うのに必要なものは?
全て、ホームセンターや100円ショップでも売ってます。
飼育ケース
カブトムシの頭数にもよりますが、卵を産ませてみたい場合はオス1頭メス2頭のバランスが一番です。
そうなると、サイズは幅30㎝×奥行20㎝×高さ20㎝くらいのサイズでいいです。
でも、大きいに越したことはありません。
昆虫マット
土の事だと考えてください。
上のサイズのケースであれば、1~2リットルの昆虫マットを選びます。
腐葉土でも大丈夫ですが、殺虫成分の入っているものがあるので気を付けましょう。
止まり木
これは絶対に必要です。
カブトムシはあおむけにこけたら起き上がれません。
掴まって起き上がる為のものです。
クヌギやコナラの木がベストです。
枯れ葉
隠れるのに便利!!
えさ
昆虫ゼリー
りんご
バナナ
などなど
昆虫ゼリーはそのまま入れ置けるので、簡単です。
りんごやバナナは適当な大きさにカットして焼酎に漬け発酵させます。
めちゃくちゃ食べます。
少し苦労したえさを食べてくれると、結構嬉しいですよ。
スプレーボトル
土に水分を与える為に必要です。
虫よけシート
特にコバエがたくさん発生します。
それを防止する為のシートになります。
ただ、不織布製のものはおすすめできません。
カブトムシがひっついてしまうと、すごく外すのに苦労します。
カブトムシを飼う為の住み家を作ろう!
昆虫マットを買ったら、飼育するケースとは別のケースに入れて水を入れて混ぜます。
カブトムシには適度な湿度が必要です。
そして、適度と書きましたがこの時の目安は土が湿っているけど、手でギュッっとしぼってみても水分が出てこない程度です。
水がポタポタ落ちてくるようだと濡らしすぎなので、いらないタオルなどを使って水分を染み込ませてしまいます。
適度な湿度になったら、ケースに土を投入します。
続いて葉っぱを投入、止まり木をセット。
これで、カブトムシの住み家が出来上がりました。
あとはカブトムシを入れてあげます。
そして、昆虫ゼリーなどのえさも入れておきます。
昼間に入れてやると、カブトムシはすぐに葉っぱの下にもぐります。
夜になったら出て来て餌を食べます。
本当に元気に動き回りますよ。
そして、これからあなた達とカブトムシの同居の始まりです。
毎日決めた時間にスプレーで土を湿らせてやります。
表面だけが、このとき結構しっかりと濡らす感じにしても大丈夫です。
エサも減っていたら交換してやりましょう。
成虫の間は土の交換はほぼ必要ありません。
ダニなどの小さな虫が発生してしいまいますが、カブトムシが自然に住んでいる環境を考えると問題ありません。
ここまで、夏の間子供たちにカブトムシのお世話をさせてあげてください。
成長日記を書かせてみても面白いですよ。
まとめ
カブトムシは生き物なので、飼育していると一生懸命生きようとしていること、子孫を残すこと、死ぬことを教えてくれます。
そして、子供たちは何よりカブトムシが大好きです。
一緒に楽しく育ててみましょう。
どうしても、飼えなくなってしまった時は捕まえたところで逃がすようにしましょうね。