ここ何年も、土用の丑の日になると「今年もうなぎが高騰」って聞こえてきます。
うなぎの魅力って、やっぱり脂が乗ってふっくらしてとろけるような食感と、蒲焼のタレの完璧なまでのハーモニーですよね。
うな重ってあるくらいだからご飯に乗せても最高で、お酒にも抜群の相性です。
でも、いかんせん異常って言っていいくらいに高い!
そりゃあそうですよね。
絶滅危惧種なんですからね。
絶滅危惧種っていう言葉を聞くと食べる事に罪悪感さえ、覚えてしまいます。
という事で、うなぎの代わりになるかもしれない食材を実際に食べてみました。
うなぎの代用品にさんまは?
うなぎと言えば蒲焼です。
で、よく蒲焼って聞くのはさんまですね。
じゃあ、さんまの蒲焼ってうなぎの代わりになるでしょうか??
さんまの蒲焼は実際に惣菜屋さんに行ったけどなくて缶詰はあったけど、缶詰ではさすがにうなぎの蒲焼と比べるには申し訳なさ過ぎたので実際に自分で作ってみました。
さんまを3枚におろして、水気をきって、少し小麦粉をまぶして、サラダ油を熱したフライパン両面焼いた後にしょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、砂糖小さじ1/2を入れて絡めたら出来上がりです。
特にレシピを紹介しているわけじゃないんですが(笑)。
たまたま作ってみたので、でもおいしいです。
こんなに簡単においしいさんまが食べられるなんてたまりませんわー!!
って、すみません。
うなぎの代わりっていう事でしたねー。
残念ながら、ウナギのかば焼きっていう感じではなかったです。
正直なところ別物でした。
でも、別物としてならとてもおいしいです。
うなぎの代用品にいわしは?
次にいわしの蒲焼です。
作り方はさんまの時と一緒です。
さんまのところがいわしに変わったっていうだけですね。
これもまた、おいしいですわー!!
でも、むしろさんまよりもウナギ感としては遠ざかったかなー。
食感的には少し近づいた感じがあるんですけどねー。
でも、イワシ独特の臭いがあるので完全にイワシでした。
うなぎの代用品になまずは?
最後になまずです。
なまず??
って思ったあなたもいるかもしれませんが、実は知る人ぞ知るウナギの代わりに一番近いって言われている食材なんです。
でも、いかんせんなまず自体がメジャーじゃない!!
なので、残念ながらスーパーに売ってない。
なまずって流通量が少ないけど、隠れたファンが多くて結構いい値段がしちゃうんですが、うなぎよりは安く手に入れる事ができます。
仕方なく楽天市場でできあいのものを買ってみました。
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そして、届いたものを温めて食べてみました。
見た目はうなぎです。
そして、口に入れた最初の感じはタレのおかげもあってうなぎの蒲焼と全く変わりません。
噛みます。
ふっくらした身と良く乗った脂。
「うなぎ??」
って思ってしまうくらいです。
若干、違うのかな?
っていう感じもあるにはありましたが、ボクにはうなぎとあまり変わらない感覚です。
っていうか、これならうなぎはいらないくらいのレベルです。
はっきり言ってめちゃくちゃうまいです。
ボクの住んでいるところの近くにはなまずを食べさせてくれるお店が無いので、わからないけど、全国には食べさせてくれるお店もたくさんあるようです。
通販で買ったものでこんなにおいしいならきっとお店で食べるとかなりおいしいだろうなーって思ってしまいました。
騙されたと思ってあなたも一度、食べてみてください。
ただ、なまずって食べた事がないとイメージがあまり良くないですからねー。
そこを払拭できない人には無理かなー。
でも、思い切って食べた時の感動は忘れられません。
まとめ
うなぎは絶滅危惧種です。
今後、食べられなくなってしまう事も考えられます。
っていうか、本当はもう食べてしまってはいけない状態なのかもしれません。
ボクはそこまで動物保護的な感覚までは持ち合わせていないのですが、今後違ったグルメを探していくっていうのも必要なことなのかもしれませんね。
あなたも良かったらなまずを食べてみてくださいね。