梅雨の時期になると雨の日が増えてきます。
犬を飼っている方にとってはもしかしたら悩みの季節になっているかもしれません。
「雨の日に犬が散歩に行きたがらない」
よく聞く悩みの一つです。
無理矢理連れ出すべきなのか、我慢させるべきなのか。
悩むところですね。
犬が雨の日の散歩を嫌がるのは?
犬を飼っている方の約40%の方が
「ウチの犬は雨が嫌い」
と答えています。
普段、散歩でトイレをさせている方にとっては悩みの種ですよね。
なぜ、雨の日の散歩を嫌がるんでしょうか?
それは、人間と同じ理由です。
濡れるのが嫌なんです。
雨が降っていなくても水たまりに足を踏み入れただけでも嫌がる犬もいます。
そして、濡れないようにと思って犬用のレインコートを着せようとしても、そのレインコートを見ただけで嫌がる犬もいます。
雨で濡れるのが嫌な犬にとっては、嫌で嫌で仕方なくてすごいストレスになっているんです。
「じゃあ、一日くらいならいいか」
て思ってしまいます。
では、そんなあなたに聞いてみます。
「一日我慢できますか?」
答えは
「NO!」
ですよね。
犬がトイレを我慢する?
犬は本能的に自分の巣の周りには排尿、排便はしません。
これは、自分の匂いで敵に巣を知られないようにする為と言われています。
なので、我慢してしまうんですね。
でも、考えてみればえらいですよね。
トイレでないところでオシッコしないなんて。
ちゃんと我慢するんですよね。
人間が小さな頃には我慢できずにパンツに漏らしちゃったりってよくあるので、そう考えるとかなりお利口さんですね。
では、どのくらい我慢できるんでしょうか?
たぶん、こんな実験する人がいたら虐待って言われるんでしょうけど・・・。
その時間はおよそ12時間くらいと言われています。
もちろん、犬によって違いますけどね。
でも、そうやって我慢することによって当然病気の恐れも出てきます。
膀胱炎、尿路結石に便秘。
梅雨の時期になると、毎日のように雨が降ってしまって散歩に出られないという日が何日も出てしまいます。
こんな時はいったいどうするべきなのでしょうか?
犬のトイレをしつけるには?
こうなると、やはり家の中でトイレができるようにしつけないといけません。
これは飼い主の責務と言えます。
幼犬の時に、家の中でトイレをする習慣をつけようと思えば、そこそこ簡単です。
しかし、成犬になってしまった今になってしつけるのはかなりの労力が必要です。
それでも、
ので、家の中のトイレをしつけるようにしましょう。
ゲージの中にトイレシーツを敷き、トイレの時間かなと思う時間に犬も入れてやります。
最初は、ほぼ間違いなくちゃんとできません。
とにかくこれを繰り返し何度も何度もチャレンジしていくしかありません。
外でオシッコをさせる時にうまくそのオシッコを採取してシートに染み込ませてみるのも効果的です。
採取するのが結構、苦労しますけど。
ウチの場合は、シートを一緒に持って出てオシッコをするタイミングで置いてみたりしました。
ちょっとした事でオシッコを止めてしまうので、難しいですがやってみると効果があります。
とにかく、あきらめずに続けないといけません。
そして、見事シートの上でできた時はちゃんと褒めてあげましょう。
完全にできるようになったらゲージが無くても勝手に行くようになります。
ちなみにウチの犬は6歳で覚えさせました。
でも、3か月近くかかりました。
なので、あなたも焦らず、怒らず、気長にをモットーに頑張ってみてください。
まとめ
そもそも、犬の散歩はトイレの為ではなくてストレス発散の為に遊ばせることが目的です。
雨の日が嫌いな犬を無理矢理引っ張って散歩に連れて行かなければいけないなんていうのは、逆にストレスを与えてしまっています。
そうならない為には、まず幼犬の時にトイレのしつけをきちっとしておくこと。
トイレを終わらせてから散歩に行くなどのしつけが必要です。
ですが、成犬になってしまっていてもしつける事はできます。
犬も家族と同じです。
それは、飼っている方みんな同じ意見です。
飼っている以上、ちゃんと責任を持っておかないといけませんね。
また、世の中すべての人が犬を好きだと思っているわけではありません。
散歩の途中にさせてしまった便の持ち帰りや、電柱にかけてしまったオシッコに水(弱酸性だといい)をかけて流すなど最低限のマナーも持っていただきたいと思います。
それでは、あなたの家族と楽しい時間をすごしてくださいね。