子供さんが幼稚園や保育園に通うようになると必要になるのがお弁当です。
このお弁当、寒い時期はいいのですが温かかったり湿度の高い梅雨時期を過ぎてくると痛んでしまう事が怖くなってきます。
食中毒で命を奪われてしまうケースもあります。
やはり、きっちりと対策して、子供を食中毒から守ってやりたいですよね。
お弁当が腐る原因って何?
お弁当が腐ってしまう原因というのをざっと書き出してみます。
・汁がやたら多いおかず
・生や半熟のおかずがある
・炎天下や蒸し暑い場所での放置
この中で、お弁当に生や半熟の食品を入れることはさすがにないでしょう。
そして、一番最後の「炎天下や蒸し暑い場所での放置」は園の方で涼しい場所に置かせてくれるはずです。
という事で、可能性として考えられる原因は上の二つになりますね。
まず、汁が多いという事は水分が多いという事です。
雑菌は汁物を栄養にして、繁殖していきます。
また、冷ましてないおかずを入れている、としていますがこれは水蒸気(湯気)が出る状態のままお弁当の蓋をしてしいまいますと、ふたなどに水滴ができます。
また、おかず自体も濡れてしまいますね。
そうなると、元々、雑菌を完全に0にするのは不可能なので、ふたなどについていた雑菌が食べものの上に一緒に落ちてくることになります。
温かいままの状態は雑菌が好む状態でもあります。
そして、水分とごはんやおかずが混ざった状況でそれを栄養分として繁殖していきます。
腐る事への対策は?
原因のところでも、述べた通りですが、雑菌を0にすることは普通のご家庭では不可能です。;
ですから、普段から雑菌の増殖を防ぐ努力はしていかないといけません。
例えば、使った後の食器などは洗剤を使ってしっかり洗う。
もちろん調理器具も同様ですね。
そして、手洗いは石鹸を使用したりアルコールを使用してしっかりと抗菌しておく。
また、シンク周りの掃除も毎日欠かさず行う。
普段の生活の何気ない部分からお弁当が腐ってしまう原因ができてしまいます。
0にすることは無理だとしても、限りなくそれに近づけていく気持ちを持っておくことが大事です。
今回はお弁当という事で紹介しています。
しかしながら、さっきも言ったような事がまずは始まりとなっている事をわかっておいてください。
そのうえで、お弁当でも対策をしていきます。
傷ませない方法は?
お弁当を傷ませない方法は、いくらかあります。
・お弁当を冷ましてからふたをする。
具体的には常温くらいで水蒸気がでないくらいならOK。
いろんな種類が売り出されていますが、子供にはわさびやからしを使ったシートはかなり不人気なので、購入する場合は注意してくださいね。
・通園の最中は保冷バッグや保冷剤を使う。
幼稚園についてしまえば、管理方法は任せても大丈夫です。
幼稚園に行く時だけなので、必要なければ使わなくても問題ありません。
あくまでも、万全を期してという感じです。
・梅干しを入れる。
ただ、梅干しを好んで食べる子供はあまりいないかもしれません。
そこで、種を取って身をすりつぶしてご飯と混ぜておにぎりにする。
これだけでも変わります。
また、ご飯を炊くときに梅干しを1個入れておいて炊き上がったら取り出すという事でも効果はありますよ。
・酢を入れて炊く
米一合で小さじ半分弱のお酢という割合で入れます。
ごく少量なので、味はあまり感じません。
以上が傷ませない方法です。
まとめ
食中毒を防ぐって言っても100パーセントは難しいかもしれません。
ですが、普段から限りなく100パーセントを目指していくべきです。
どういう、普段からの心がけが食中毒を起こさない為にはとても重要です。
少し、大変と感じてしまう事かもしれませんが、習慣づけてしまえば焦る必要は全くありません。
それでは、あなたのおいしいお弁当を楽しみにしている子供さんが、しんどい思いをしないようにおいしいおかずを作りましょう!