購入前に知っておいてもらいたい、リューズの基本的な使い方についてです。
腕時計の時刻合わせの方法などの簡単な使い方です。
簡単な使い方ですが、間違ってしまうと壊してしまう可能性もあります。
また、ショップなどで購入する時に店員さんとお話しする時に基本的な事を知っているか、そうでないかで選べる選択の幅も随分と変わってきます。
知っておいて得はあっても、損をすることはありませんから、この記事を読んで知識を蓄えてくださいね。
初歩の初歩、リューズの使い方
リューズというのは時計のケースに向かって右側の真ん中あたりについている、突起物の事です。
何となく、それを使って時刻合わせするんだろうなって事くらいはあなたも知っているんじゃないでしょうか?
でも、何も知らないまま間違った操作をしてしまうと、故障の原因になります。
という事で、まずはリューズの使い方を解説します。
リューズは大きく「ねじ込み式」と「非ねじ込み式」に分けられます。
①非ねじ込み式
非ねじ込み式とは、リューズを引っ張り出して操作するもののことです。
このリューズを引っ張り出した状態のままだと、水が入り込んでしまって故障につながる恐れがあります。
それは防水機能の高い時計でも同じ事が言えます。
●リューズの閉じた状態
●リューズを引っ張り出した状態
このようにリューズが引っ張り出して、時刻合わせなどをします。
ここから、回転させたり、もう一段階引き出すことによって操作します。
②ねじ込み式リューズ
防水性を高める為にねじ込み式になっています。
間違って無理矢理引っ張り出そうとすると壊れてしまうので、注意が必要です。
リューズを反時計周りに回転させると、少しづつリューズが出てきます。
少し出てきます。
時刻合わせの方法
リューズを使って時刻合わせをします。
上のねじ込み式リューズの画像を少しみてもらえますか?
まず、リューズを反時計回りに回して出します。
この後、リューズを2段階引っ張りだします。
下の画像は2段階引き出された状態です。
ここから、リューズを反時計回りで回すと分針が時計回りし、時刻調整ができます。
※注意:カレンダー機能のある腕時計は午後9時から午前3時の間に操作をしてはいけません。
時計自体が日付の変わる作業中で、この時間に操作してしまうと、壊れてしまいます。
時刻合わせが終了したら、すぐにリューズを元に戻します。
リューズを押し込みながら時計回りに回転すると戻ります。
日付の調整方法
日付調整も時刻合わせと同じようにリューズを反時計回りに回転させて開きます。
時刻合わせの場合はここから2段階引き出しましたが、カレンダー合わせの場合は1段階だけ引き出します。
そして、日付合わせの場合は時計回りに回転させて合わせます。
ここでも、設定後はすぐにリューズを元に戻します。
まとめ
なんか面倒だなーって思わないでくださいね。
時計は精密機械なので、ちょっとしたことで壊れてしまうんです。
でも、このリューズの使い方は初心者としても基本中の基本なので、ぜーったいに覚えてくださいね。