梅雨時期や冬の洗濯物が乾きにくい時期。
あなたも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
あの嫌な臭い。
汗臭いというか、イカの干物のような臭いというか・・。
とにかく不快にさせられます。
今回その臭いの原因と消し方、予防する方法も見ていきます。
生乾きの洗濯物が臭いのはなぜ?
あの嫌な臭いの原因は?
原因を知っていたら消す方法も見えてきます。
特に分厚くて乾きにくい洗濯物がよく生乾きのままになってしまい、臭ってしまいます。
実は簡単な原因なんです。
答えは「雑菌」です。
「洗濯したのに雑菌!?」
と思われるかもしれません。
ところが、普通に洗濯しても雑菌って完全には殺せないんですね、実は。
その残った雑菌は、濡れた洗濯物の中で非常に繁殖しやすい状況になっています。
当然、梅雨時期などの洗濯物の乾きにくい日というのは繁殖しやすい時間も長くなってしまいます。
まさに臭いの原因が雑菌でそれがとても多く繁殖してしまっているっていう状態なんです。
目には見えませんが臭いで感じ取れるんですね。
そして、その状況を想像すると着ることもできなくなっちゃいますよね。
じゃあ、その雑菌を殺してしまえば臭いもなくなります。
どうやって殺すのかを見ていきましょう。
生乾きの臭いが絶対に消える方法。
色んな洗剤メーカーから生乾きの臭い対策の洗剤が売られています。
でも、実際に使ってみるとちゃんと臭いが消えないという事はありませんか?
一度消えたかなって思っても、次に着ようかなと思うとまた臭い!
少し、あきらめの気持ちにもなってしまいますよね。
でも、安心してください。
ちゃんと臭いを消す方法はあります。
一度臭いがなくなってしまえば、当面は普通の洗剤で洗っても臭わなくなります。
①洗濯物の表示を確認
・「30」の表示があれば30℃
・「40」の表示があれば40℃
・書いてない場合は50℃
温度の目安としては、お風呂に入るときに熱いと思うのが42℃位です。
50℃は沸騰したお湯に水を足して作ります。
②バケツやタライに、ニオう洗濯物がひたるくらいのお湯を入れる。
(洗濯物はまだ入れません。)
③漂白剤の分量を決める
・ワイドハイターEXパワーの場合「お湯1リットルごとに10㎖」を基準
(お湯の量によって分量を決めます。)
④漂白剤とお湯を混ぜる。
⑤洗濯物を浸す。
(浮いてくる事があるので、工夫して沈めます。ペットボトルにお湯を入れて置くといいですよ。)
⑥30分以上待つ。
(2時間以上はダメですよ。)
⑦洗濯機ですすぎと脱水をする。
(他の洗濯物と一緒に最初から洗ってもいいですよ。)
※この商品の【つけおきで】というところになります。
※「毎回のお洗たくに」のところにある分量ではすでに臭くなってしまったものでは落ちません。
※ここではハイターEXパワーで説明しましたが、他の酸素系漂白剤でも使えます。
●アイロンで殺菌
ハンカチなど、アイロンのできるものはアイロン殺菌ができます。
●熱湯をかける。
強いデニム生地などの場合は熱湯殺菌という方法もあります。
一番いいのは、酸素系漂白剤を使用することですね。
これで、臭いはなくなります。
生乾きの臭いはこうやって対策しよう!
せっかく無くなった臭いを復活させたくないですよね。
その時にはどうするか。
雨の日にもいち早く乾かす必要があります。
ベランダなどに屋根があったりして雨に濡れない環境であれば、外干しをするといいのですが乾くのも遅くなってしまいます。
その時にはどうしてもお部屋の中で干さないといけません。
浴室に乾燥機の機能がついているご家庭ではそこで干すと乾きも早くなります。
普通のお部屋でしか干せないという場合によく生乾きになってしまって、臭うようになってしまいます。
お部屋の中でも、早く乾かす一番大事なポイントは風を通すという事です。
二つの窓を開けて風を通す必要があります。
ただ、雨が吹き込んでしまう事もあるので閉め切ってしまわないといけない事もあります。
その場合は扇風機をつけ、換気扇をつけ、エアコンのドライを使ったり除湿器を使ったりします。
とにかくお部屋の中の空気を動かす事が早く乾くことにつながりますよ。
それからもう一つ。
洗濯機の機能で「部屋干し」の機能がある場合は使いましょう。
結構ギリギリまで水分を絞ってくれます。
その機能が無い場合は、脱水を2回行うといいでしょう。
ただ、素材によっては痛めてしまう事になるのでそこは臨機応変にしてくださいね。
この早く乾かす方法についてはこの記事にも書いてあるので、良かったらご一読くださいね。→雨の日に洗濯物を干す場所は?部屋干しのやり方と効率よく乾かすコツ
まとめ
あの嫌な生乾きの臭いを消すには、とにかく殺菌することが必要なんです。
という事で「酸素系の漂白剤」でつけおきをすることが一番です。
また、臭い予防のためにはなるべく洗濯物を干す時は風通しを良くすることを心がけましょうね。