足のニオイと聞いて、誰もいい香りを連想する人は全くいないでしょう。
そのクサさといったら、かなりのもんです。
ちょっと石鹸でこすったくらいではそのニオイはとれません。
年齢を重ねればそのクサさはどんどん増していきます。
ボクなんかは子供からこたつに一緒に入ることを拒否される始末。
いろんな方法を試してみましたので、紹介します。
足のニオイは消すことができるか?
そもそも、足のニオイを消すことができるのか?
ということなのですが、もちろん答えとしては「できます」。
ただ、実際はお風呂で少しこすったくらいでは消えません。
そんなに、強烈なニオイを発散するその原因とはいったい何なのでしょうか?
足のニオイその原因ってナニ?
まず、疑われるのは汗です。
足は特に汗をかきやすい部位です。
一日の平均でコップ一杯くらいの汗をかくそうです。
やっぱり「汗」か!って思うかもしれませんが、汗をかいて匂うニオイと
足のニオイって全く違いますよね?
人間の汗腺って2種類あって
ワキなどの汗腺から出てくる汗はニオイの原因になる
アンモニア等の物質が含まれています。
ですが、足にある汗腺から出る汗にはそのほとんどが水分でできていて
全くの無臭なんです。
じゃあ、クサくならないはずなのにナゼ?
実は、足にいる多種類の雑菌がその一端を担ってしまっているのです。
雑菌の多くは人の、垢をえさとしています。
その雑菌が足のムレた状態、適度な温度と湿度の中でたくさん増殖します。
その雑菌が汗と混ざり合った時に出る酸であの強烈なクサさを作りだしているのです。
では、そのニオイを消す方法と予防方法を紹介します。
足のニオイを消臭!予防もできる!
雑菌と汗が結びついてできた酸によってニオイを発しているので
ちょっと石鹸でこすったくらいではニオイは消えません。
●お風呂で石鹸を使ってニオイを消す方法。
①お湯に足を3分くらいつけておく。
②手で石鹸を泡立てて念入りにこする。
③爪の間の垢はブラシなどを使って取る。
④石鹸を洗い流し、水分をしっかりとふき取る。
●重曹を使って洗う。
①洗面器の入れてお湯の中に重曹を小さじ1杯
酢(食用酢でOK)を小さじ1杯入れてかき混ぜる。
②10~15分足をつける。
●ミョウバンスプレーを使用する。
①スーパーや薬局で焼ミョウバンを購入します。
100円以下で重曹の近くに並んでいる事が多いです。
②ミョウバン水の作り方
必要な材料
・ミョウバン(焼きみょうばん) 50g(※)
薬局やスーパーで100円以下で手に入ります。
重曹などと一緒に置いてあることが多いです。
・水道水 1500cc(※)
・ペットボトル(1.5リットル)
・スプレーボトル(100均で売られているスプレー容器など)
※配合の割合(水:ミョウバン=30:1)を同じくして(例:ミョウバン5g+水道水150cc等)
少量のミョウバン水を作ることもできます。(ミョウバン5gは、ちょうど小さじ1杯です)
・ペットボトルにミョウバンと水道水を入れて軽く振り、そのまま一晩置いておきます。
・ミョウバンは水に溶けにくいので、
最初は細かい発泡スチロールが水に浮いたようになりますが
そのまま放置しておけば透明な水ができあがります。
・お湯を使うと早く溶けます。
・最初は白濁しますが、数十分そのままにしておけば同じく透明な水ができあがります。
・この透明な水が、ミョウバン水の原液になります。
・ミョウバン水の原液を水道水で6倍から10倍に薄め、これをスプレーボトルに入れます。
より消臭効果を高めたい場合は濃いめにするといいです。
・これでミョウバン水の完成です。
③靴を脱いだらすぐスプレーする。
④足に直接スプレーしても効果があります。
●体内から予防
肉料理、アルコールの摂りすぎは体全体の体臭に影響します。
魚や野菜を中心に食事を見直し、アルコールは摂りすぎないようにします。
●靴の中に10円玉を入れておく
どっかで聞いたことがあったのでやってみました。
実際に効果はあります。
銅に除菌効果があるので、効果が出るそうです。
ただ、1枚ではなく数枚入れておく必要があります。
また、湿ったままにしておくと錆ついてしまう可能性があるので
靴は乾かしておかないといけません。
まとめ
私が実際に行ったのは以上です。
どれも効果があります。
特に石鹸で洗ってから、重曹+酢の足湯を実施すると
強烈なニオイが消えました。
おすすめのやり方です。
足のニオイは不快です。特に他人のニオイは最悪です。
嫌われることのないよう、しっかりと予防していきましょう。