あじさいってきれいですよね。
色も白、ピンク、青、紫っていうふうに色々あって、花も大きいしかわいいですね。
何よりも、梅雨時期に満開になるので雨の鬱陶しさを忘れさせてくれます。
晴れた日もいいですが、逆に雨が降った日の方がよく映えます。
そんな、あじさいって自分の家の庭でも育てることってできるのでしょうか?
あじさいの育て方地植えするには?
あじさいってどうやって育てたらいいのか?
全く知識がない人にとってみると、なかなか難しそうに感じてしまいますよね。
ですが、心配はいりません。
簡単です。
正直なところ地植えなら誰でも、花を咲かせる事ができますよ。
それでは、まず地植えする場所はどんなところがいいかを簡単に説明します。
あじさいは梅雨時期に花を咲かせますので、乾燥を嫌います。
ですから、西日に当たりすぎてしまうと葉っぱ自体や土が乾燥してしまうので、水分不足になります。
でも、光合成は必要ですので日中の日差しはしっかりと当たるところがいいです。
できることなら、西日からは影になって、日中はしっかり日差しを浴びることのできる家の東側を選びたいですね。
とは言っても、それも難しいようであれば植える場所自体はあまり気にする必要はありません。
場所が決まったら土づくりを始めます。
あじさいの場合は土壌が酸性だと青、アルカリ性だとピンク色の花が咲きます。
青色の花を咲かせたい場合には、庭土:腐葉土:ピートモス=5:3:2の割合で耕して土づくりをします。
基本的には酸性雨と言われているくらいですから、土も酸性になりやすいです。
放っておくと青の花が咲く可能性が高くなります。
ピンク色を咲かせたい場合は、土をアルカリ性にしないといけませんね。
庭土:腐葉土=7:3に②が苦土石灰を一握り混ぜて耕します。
この苦土石灰がアルカリ性なので、雨の季節が始まる前(春先)にもう一度混ぜておきましょう。
ただ、どうしても雨が降ってしまうと酸性に傾いていきますので、アルカリ性を維持していくには、それなりのケアが必要になってきます。
こうして、できた土にあじさいを植えていきます。
あじさいの地植えする時期はいつ頃がいい?
あじさいの苗を地植えする時期は、3~4月と9月が最適です。
上で述べました土作りは1か月前に行っておくといいです。
当然ながら苗よりも一回り大きな穴を掘って、苗を植えます。
言ってみれば、これだけでとても簡単な作業ですね。
その気になればすぐにでもできそうですね。
挿し木は6月~7月に枝の切り口を斜めに整えて、水に浸します。
その後、庭に植えます。
根がしっかり生えるまで水やりを欠かさず行います。(土が乾かない程度)
地植えのあじさいを植え替えるには?
あじさいは、放っておくとすごく株が大きくなります。
それを上のような挿し木や株分けによって、増やしていきます。
大きくなりすぎた株は、株分けをして増やす方がコンパクトでいいですよ。
全ての花が咲き終わった後に、株を掘り出します。
このとき根に傷がつかないように注意しましょう。
なるべくなら手で土を払い落とし、株分けをします。
硬い時は、マイナスドライバーやナイフを使います。
株分けができたら、同じ土に分けて植えましょう。
どんどん大きくなっていきますので、邪魔にならなければ問題ありませんが、邪魔になるようであれば剪定します。
来年も花を咲かせるためには、花の時期が終わったらその咲いていた枝を花から二節下の脇芽が出ている部分からカットします。
7月半ばまでに行った方がいいでしょう。
例え、花が咲いている状態でもこの時期までに剪定しておくようにします。
花の咲かなかった枝は、切らずに残します。
ただ、どうしても大きくなりすぎてしまって邪魔に感じてしまう場合には、取りあえず来年の花は諦めて、花の咲かなかった枝もカットする方法もあります。
それでも、意外と咲いたりしますけどね。
まとめ
あじさいって土の管理で色が変わるのが面白いですよね。
鉢植えもいいですが、場所があれば庭に植えて毎年咲くのを待つっていうのも楽しいですよ。
きれいなあじさいが咲くと、雨の時期も本当に嬉しくなってきます。
自分の育てたあじさいが今年も花を咲かせている!
うれしいですよね。
しかも、鬱陶しいはずの雨によく映えるっていうのがもっといいんです。
あなたも、一緒に楽しみましょうよ!