子供の初節句にご両親から五月人形の鎧兜をもらったりしたかもしれませんが、
「飾ったことがないので、どう飾っていいのかがわからない。」
という声をよく聞きます。
そこで、今回は鎧兜の飾り方を動画で紹介し、合わせていつ出して、いつどうやって収納すればいいのかを紹介します。
初節句で五月人形をもらったけど、飾り方は?
飾り方は実際に飾れる人さえいればわかりやすいですが、なかなかそういうわけにもいかないのでお店の人が実際に並べている動画を用意しましたので、見てみてください。
こうやって動画を見ながら飾っていくと簡単ですね。
飾り方は簡単ですが、問題は場所です。
直射日光は絶対に避けるようにしましょう。
紫外線で、色が褪せてしまいます。
また、エアコンの風が直接あたるのもあまりよくありません。
乾燥してしまうのがよくないので、適度な湿度が必要です。
コップに水を入れて近くにおいていくだけでも、湿度は保てます。
ただ、この時期は冬ほど乾燥もせず、梅雨時期ほど湿度も高いわけでもないので、そこは神経質にならなくても大丈夫かもしれません。
ですが、何年も使うものなので、なるべく痛まないように気を付けましょう。
五月人形っていつ飾るの?
具体的にいつから飾らないといけないとか、いつまでに片づけなければならないということはありません。
よく、「大安」とか言われますがそこは全く関係ありません。
ただ、1ヶ月くらいは楽しみたいので、3月終わり頃から飾って5月中頃くらいまでに片づけるといいのではないでしょうか?
飾るっていう作業も、いろいろと気を使わないといけないというのもありますし、面倒なんですが、飾ってしまうとやっぱりかっこいいなーと大人が見ても思いますので、ここはちょっと頑張ってみましょう。
また、古い家では通年で飾っているという家庭もあるようです。
季節感っていう意味でちょっと違ってしまう気もしますけどね。
子供が中学生になるまでは飾りましょうね。
五月人形の収納はこんなに簡単!
片づけ始める前にやわらかい布、ティッシュペーパーなどを使って誇りを落とします。
②大きな風呂敷、なければタオルケット、毛布などで櫃の底と淵に這わせます。(傷つき防止のためです)
③鎧の胴を逆さにして沈めます、草摺りは淵の外側に出しておきます。
④兜の前立てつのを外し紙に包みます。
⑤兜を逆さにして鳩尾板(きゅうびのいた)は紙に包んで兜の底に収めます。
⑥めんぽうを喉輪を縮めて紙につつんで兜に収めます。
⑦兜を逆さにして胴の内側に斜めにして収めます。
⑧籠手と脛当てを畳んで兜の横に斜めに入れます。
⑨帯を渦巻き状にまるめて胴の中に収めます。
⑩草摺りを紙で包み順番に胴の中に収めます。
⑪風呂敷(毛布)の端を覆います。
⑫草摺りの上に鎧袖を置きます。
⑬最後に風呂敷(毛布)と櫃の隙間(角など)に包んだ前立て角などを立てに入れます。
以上、片づけ方でした。
なんとなくわかりづらいっていう人にはおすすめの方法がありますよ。
あなた自身が出す時に動画を撮っておくと一番わかりやすいですよね。
ボクの場合は1個出すごとに画像を獲ったのを覚えています。
いやー、その時は面倒でしたけど、片づける時は超簡単でした。
写真だと面倒なのでおすすめは動画です。
まとめ
なんとなくわかってもらえましたでしょうか?
鎧兜を飾るのには子供の厄払いと強く育ってほしいという願いが込められています。
あなたもその願いを思いっきり武者人形に込めてかざりましょう!
実際、カッコいいもんですからね。
ぜひ、飾ってみてくださいね。