こいのぼりをおじいちゃんおばあちゃんに買ってもらいました。
せっかくなので飾りたいけど、上げ方がさっぱりわからないし、ポールもどうしていいのかわからないなんてことがありますよね。
そして、田舎道を走っているとこいのぼりは端午の節句よりもかなり前から泳いでいます。
いつ頃に上げて、いつ頃に片づけるのか?
今までに気にして生きてこなかったのでまるっきりわかりませんよねー。
こいのぼりの上げ方
こいのぼりの竿は、市販されているものに、アルミポールがあります。
また、木材や、竹を使用する場合もあります。
木材は、杉や桧が使用される場合が多く、竹は孟宗竹が使われます。
山から切ってくる場合が多く、運搬に手間がかかることと、上げ下ろしに人手が必要とされます。
杭を2~4本、地面に打ち込んで井垣を組み、竿をしっかりと固定します。
非常に丈夫ですが、何年かおきに、新しいものに取り替える必要があります。
市販されているこいのぼり用のアルミポールは、肉厚によって強度が違い、強度を補強するため張り綱(トラ)が必要なものや、張り綱が不必要な肉厚タイプがあります。
張り綱はこいのぼりが絡む原因となります。絡むと最悪の場合、ポールを降ろして絡んだ鯉を外す必要があるため、張り綱なしの強化タイプは人気がありますが、張り綱式のアルミポールに比べ高価です。
また、張り綱無しの肉厚タイプは、土台の固定にコンクリートを使って固める必要があり、固定する地面を掘り返す必要があります。この作業が大変ですが、一度土台を設置すれば、飾る以外の時にはポールを撤去し、固定パイプに蓋をするだけの見た目のよさと、そのパイプを次の年にも使うため、あとが楽になります。
ウチでは、5メートルの鯉のぼりをあげています。
実家の親は、山から木を切ってきてあげたら?
と言っていましたが、あとあとの事、管理などを考えて、市販の張り綱無しの肉厚タイプのポール(10メートル・12万くらいだったと思います)にしました。
固定する地面を掘り、土台の固定にドラム缶とコンクリートを使って固めました。
この作業が大変ですが、一度土台を設置すれば、飾る以外の時にはポールを撤去し、固定パイプに蓋をするだけですのでスッキリしてますし、あとが楽です。
ちなみに、6メートルの鯉のぼりを揚げる場合は鯉の約2倍のポールの長さ12mが必要になります。
大きいモノであれば、あらかじめたたんでおき、それを右肩に担ぐようにしてロープにくくりつけます。
その後ロープを引っ張り引き上げると割と楽に上げることが出来ると思います。
丁度よいと思われる高さに上げたら、今度はロープをポールに三回ほど巻き付けます。
それからロープを固定するように結べばかなり楽だと思います。
わかりにくければこんなものもありますよ。
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こいのぼりを出す時期はいつ頃が正解?
節句は季節の節目です。
春分の日(3月20日前後)から4月中旬くらいが良いでしょう。
遅くとも4月29日(昭和の日)までを目安に済ませておきましょう。
飾る日柄(大安吉日)は、あまりこだわらなくても大丈夫です。
こいのぼりを片づけるのはいつ頃?
5月5日を過ぎてしまえばいつでもいいのですが、空気の乾燥した日を選ぶのがいいです。
片づける時は中性洗剤で洗って片づけます。
ですから、なるべく早く乾いて片づけられるというのが対説です。
時期を過ぎてしまって梅雨に入ってしまうと、なかなか洗っても乾かす時間がないので、遅くとも5月中旬には片づけておくほうがいいでしょう。
まとめ
もらったからにはしっかりとこいのぼりって上げたいですよね。
でも、実際にもらってみると何も知らない自分に気づかされてしまします。
でも、いざこいのぼりを上げるとその泳ぐ姿に子供は大喜びします。
そうなると、おじいちゃんおばあちゃんに感謝することでしょう。
おじいちゃんおばあちゃんとしても、孫には力強く育ってほしいと考えているもんです。
しっかりと上げて端午の節句を楽しみましょうね。