世界遺産で有名な宮島。
世界遺産になってからというもの、訪れる観光客も年々増え続けています。
そんな宮島で誰もが知っているのが、厳島神社です。
訪れるからには絶対に行っておきたい名所中の名所です。
合わせて訪れたい宮島のおすすめスポットとグルメも紹介していきます。
宮島の観光で絶対外せない厳島神社とは?
宮島の観光に行くなら知っておきたい、厳島神社の詳しい情報を紹介します。
●ご祭神
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)
宗像三女神という神様です。
●歴史
建立は593年推古天皇の時代。
この島を治める佐伯鞍職(さえきのくらもと)によって現在地に建立されました。
平清盛によって1168年に寝殿造りの御社殿に修造、1174年には後白河法皇の御幸、1180年の3月と9月に高倉上皇の御幸が行われ、多くの貴族が都から参詣しました。
その後の源氏の時代になっても崇敬は変わらず、毛利元就が厳島合戦で陶氏を破ってからも崇敬はされ続けた。
松島、天橋立と並び日本三景「安芸の宮島」と言われています。
1996年に同じ広島の平和公園とともにユネスコ世界遺産に登録されました。
●参拝順路
http://www.itsukushimajinja.jp/images/040_page/route/map_route.png
客神社(まろうどじんじゃ)
朝坐屋(あさざや)
揚水橋(あげみずばし)
内待橋
本殿の拝殿
天神社
大国神社
能舞台
順路を示しましたが、一方通行で進んでいかなければいけません。
観光客が多いので、作法などはなかなか難しくもあります。
ただ、神様の面前でもあるので、人さまに対しての恥ずかしい行動などのないようにしましょう。
●参拝の方法
二拝二拍手一拝
一般的な神社の参拝方法と同じです。
●外宮、内宮、奥宮があります
実は厳島神社には外宮、内宮、奥宮があるんです。
外宮は廿日市市の地御前神社です。
歴史上、宮島(厳島)自体が神の宿る島と言われています。
そこに、人が踏み入れることはできませんでした。
そこで、神事は地御前神社で行われてきたと言われています。
奥宮は弥山にある御山神社です。
宮島の観光でおすすめのスポットを紹介
●ロープウェイで弥山の山頂へ→http://miyajima-ropeway.info/index.html
弥山は徒歩でも登山できますが、結構時間がかかってしまいますし低い山だと思って安易に観光客が徒歩で上って遭難してしまうという事故がよく発生しています。
効率よく宮島を楽しむためには1分間隔で運行している宮島ロープウェイを利用しましょう。
もみじ谷駅からかや谷駅を経由して、獅子谷駅まえ運行しています。
獅子谷駅から山頂までは徒歩になりますが、時間のない人は駅の隣に展望台がありますので、そこから瀬戸内海を眺めましょう。
山頂ではありませんが、負けないくらいの美しさです。
少しだけ進むと霊火堂があります。
そこの火は弘法大師が修行につかった火と言われていて、1200年間消えずに燃え続けています。
平和公園の元火にも使われています。
少し、しんどいですがやはり見てもらいたいのは山頂の360度が見渡せる展望台です。
ここからの景色は瀬戸内海の島々を一望でき、360度どちらを向いても撮影に向いているポイントです。
●宮島水族館みやじマリン→http://www.miyajima-aqua.jp/
そんなに大きな水族館ではありませんが、瀬戸内海に住む生物を中心に展示しています。
なかでもスナメリはとても愛らしい表情であなたを出迎えてくれますよ。
●紅葉
11月下旬から12月はじめ頃にかけて、紅葉が見ごろになります。
もみじ饅頭が宮島のメインのお土産ですが、まさにその由来のとおりで秋には来島者がとても増えます。
●花見
4月上旬頃に見ごろを迎えます。
島のあちこちに桜が咲きますので、あなたなりのポイントを見つけると楽しいかもしれませんね。
●鹿
フェリーを降りて桟橋から出てくると、すぐに鹿がいることに気づくくらい鹿の多い島です。
かわいらしい動物なんですが、人の食べ物を常に狙っているので油断だけはしないようにしましょう。
宮島観光で食べたいグルメを紹介
宮島観光といえば穴子めし。
穴子めし宮島口にある「うえの」が一番です。
JR宮島口駅を降りて駅を背にして国道2号線を地下から渡った後に右手側にある2件目のお店です。
実はボクの一番のおすすめはあなたに絶対に食べてもらいたい一品です。
宮島桟橋から出てくると左斜め前くらいに山一別館という小さな旅館があります。
そこで、食べる穴子ずしがめちゃくちゃおいしいです。
そこではかきの料理もありますので、絶対に行ってみてくださいね。
土産物屋さんが立ち並ぶ道中にもたくさん買い食いのできるお店があります。
どこで食べてもおいしいものばかりなので、食べ歩きするのもいいかもしれませんね。
でも、おすすめは絶対に山一別館の穴子ずし!
「ちいと(ちょっと)高いのがあれじゃが、ぶちうまいけぇ食べていきんさいや!」
まとめ
厳島神社は先人たちの気持ちを考えながら参拝すると、いいですよ。
とは言っても神様なので、あんまりはじけすぎないようにしてくださいね。
そう言えば、昔は
「カップルで行くと女の神様が嫉妬して別れる」
とかいうわけのなからない迷信が流行ってました。
そんなところでも、ちゃんと結婚式を挙げられるんですよ。
ボクたちも実は厳島神社で結婚式をしようとしたんです。
相談まで行ったんですが、妻がどうしてもウェディングドレスを着たいっていうことでできなかったという思いでのある場所です。
でも、披露宴だけは宮島の中で開きました。
着物だったので、外国人観光客から注目の的になってパシャパシャ写真撮られました!
そんな話はどうでもよかったですね。
でも、ボクは宮島へ何回も行っていますが、何回行っても楽しいです。
あなたも一回と言わずに何度も訪れてあなたなりの楽しみ方を見つけるともっと旅が楽しくなるかもしれませんよ。