最近、家の周りでハチが多いなぁと思っていると、そのハチは1か所に向かって・・・。
そして、そこに目をやるとなんとハチの巣が!!
もしかして、あなたもこのようにハチを見つけましたか?
日陰の雨に濡れない場所に巣を作る習性があります。
どんな時に自分で駆除できて、どんな時にプロに任せるべきかを見ていきましょう。
自分でハチの巣を駆除する一番簡単な方法
自分でハチの巣を駆除するという勇気ある選択を望むあなたの為に一番簡単な方法を解説します。
ただ、まず最初にどんな状況なら自分で駆除できるのかを知っておくことが大事です。
~第1段階~自分で駆除できる状況かの確認
()内の時期はおよその目安です。
○女王バチだけが巣を作っている状態。(4月~5月頃)
どの種類のハチでもそうですが、女王バチはそんなに攻撃性はありません。
殺虫剤を噴射して、すぐに撃退します。
○巣は小さいけど、少し働きバチもうろついている。(5月~6月頃)
少し危険ですが、スズメバチでなければこの時点でもまだ自分で駆除可能です。
○巣が出来上がってしまった。(7月~11月頃)
ハチがウヨウヨ!ブンブン!
恐ろしくて近づくこともできない状態です。
こうなると、素人が手を出すのは危険です。
○自分の体の状態は大丈夫?
あなたはハチに刺されたことはありませんか?
もし、一度でも刺されたことがあるならやめておきましょう。
もう一度刺されてアナフィラキシーショックを発症して死亡するという痛ましい事故も起きています。
その場合は、お金がかかってもプロに依頼しましょう!!
~第2段階~必要なものをそろえる
殺虫剤:おすすめはフマキラーハチアブダブル
巣を入れる袋:スーパーでもらえるようなビニール袋で十分です。
はさみ:剪定ばさみがあれば一番で、背の届きにくいところにある場合は高枝切りばさみがあればベスト!
火ばさみ:落ちたハチや巣を素早く回収する為。
ほうき、ちりとり:おそうじ♪
塗り薬:刺された時用→おすすめはムヒアルファEX。
~第3段階~準備
足場などの準備。
ハチに襲われた時に慌てて、こけたりしてケガしないようにする。
高いところにある場合は脚立などの足場も近くに置いておく。
服装は長袖、長ズボン、帽子、厚手のビニール手袋 、メガネ(水中眼鏡ならベスト)、マスクを着用。
全て黒色は避けて、白系や黄色系にします。
整髪料、香水などの匂いのきついものはつけない。
~第4段階~駆除
時間帯は日の沈む手前くらいに、殺虫剤を巣やハチに向けて30秒くらい噴射!!
向かって来ようとするハチがいても、焦らず噴射!
ハチ用の殺虫剤は毒性が強いので、バタバタと落ちていきます。
落ちたハチはささっと掃いて準備しておいた、ビニール袋へ。
そして、最後にはさみせチョキチョキと切り落として巣を落とし、ビニール袋へ。
これで、駆除完了!!
その前に、もう一度巣のあった場所に殺虫剤をプシューっとしておいてください。
もう一度、巣を作らせない為の対策です。
大きい巣やスズメバチの巣は迷わずプロに依頼
スズメバチの場合は、放って置くとものすごく大きな巣になってしまいます。
こうなると、急いで駆除しないといけません。
また、アシナガバチやミツバチでも、夏を過ぎて行くと大きな大群になります。
こうなると、いかにあなたがすばらしい勇気の持ち主だとしてもあまりにも危険です。
そういう時は迷わず、プロにお願いしましょう。
僕の方で、おすすめの業者2件を紹介します。
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でも、焦って決める必要はありません。
ちゃんと色んな会社に見積もり依頼するようにしてください。
見積もりなら、どこの会社も無料です。
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ハチ110番で24時間の受付です。
この2社は全国に拠点を構えていますので、あなたの地域でも対応してくれると思います。
おすすめの理由は全国に拠点を構えているからというわけではありません。
このように、全国で拠点を持っているという事はやはりそれなりにお客様の満足度も高い会社なんです。
適正な費用で相談対応も抜群だからこそ選ばれていると言ってもいいわけなんです。
ただ、こういった業者ではどうしても金額がかかる印象があります。
あくまでも、印象です。
やはり見積もり依頼をして、あなたにとっていい会社を選択するべきです。
もちろん、いつまでもハチの巣を放置しておいては危ないので動きの速い業者=近くの業者ということも言えますね。
公共の場所のハチの巣は役所に駆除依頼する
実はお得かもしれないのが、お住まいの管轄の役所に連絡を取ってみる事です。
これって、地域によって対応がまったく違ってきます。
無料で行ってくれる事地域もあれば、何もやってくれないっていう役所もあったり、また、防護服を貸し出しているっていう地域もあります。
助成金が出る地域もあるので、まずは管轄のお役所に電話をしてみてください。
もし、あなたの地域がバッチリ対象になっていれば申請をすれば動いてくれます。
そして、役所に依頼するメリットはもう一つ。
ネットの中の情報って今一つ何を信じていいのかわかりません。
こういった役所に依頼すれば、役所と連携している会社に依頼することができます。
なので、適正な価格で、適正なサービスを行ってくれるという安心感はあります。
ただ、デメリットとしてはサービス対応が不十分になってしまいます。
あなたも、役所のサービスに不満を感じた事があるのではないでしょうか。
僕なんかはそういう時、「お役所仕事」って言ってます(笑)。
そして、先に業者に依頼した場合でも、申請するともしかしたらいくらか助成金が出るかもしれないので、ダメ元で相談してみるといいかもしれません。
まとめ
ハチの巣を自分で駆除するなら、刺されない対策をしながら行わないといけません。
事前準備を万全にしてこそ、一番簡単な方法です。
何も考えず、殺虫剤を持って向かって行くだけではいけません。
あまりにも大きくなりすぎた巣は、迷わずプロに依頼しましょう。
この場合はすでにお金は二の次です。
もし、業者に駆除してもらったら、後で役所に相談してみるといいでしょう。
助成金が出る可能性があります。
また、最初から役所に聞いてみるのもおすすめです。
それでは、あなたが無事にハチを駆除できるよう祈っています。