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腕時計初心者でもわかる機械式の自動巻きや手巻きとクォーツ?

投稿日:2019年1月31日 更新日:

腕時計の事があんまりよくわからない入門の時って、全部の時計が電池で動いているって思ってました。

実はそうではないんですね。

腕時計の動かす力の事を「機構」って言ったり、「ムーブメント」って言ったりします。

このムーブメントこそが、実は腕時計の最大の魅力であり、心臓なんです。

なので、腕時計の事を知りたいっていう人はまずこのムーブメントを知っておいてほしいです。

ムーブメントには機械式の自動巻き、手巻き、それとクォーツがあります。

今回はその簡単な説明をしていきます。

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腕時計初心者でもわかる「機械式って何なの?」

 

まず、ムーブメントの中でも機械式から。

実は、この機械式って電池を使わなくても動いているんです!

すごくないですか?!

何となく歯車とかがかみあったりしながら、グルグル回る感じは想像できるのではないでしょうか。

その歯車をどうやって動かすのかっていうと・・。

巻き上げられたゼンマイが緩んで行く力を利用しているんです。

よーく考えてみると、時計ってものすごーく昔からあるものなんですよね。

それを動かすには電池なんてない時代でしたから、ゼンマイを利用していたっていうわけなんです。

ここであなたは疑問に思ったかもしれません。

「緩んでいく力を利用って、緩みきったらどうなるの?」

当然の疑問ですね。

もちろん、巻き上げないといけませんね。

ここで想像してもらいたいのが、昔のゼンマイ式のおもちゃ。

グルグルと手で回すところがあって、それが緩む時に動いていきます。

それと同じで、手でグルグル巻きあげるタイプの腕時計もあります。

それが「手巻き式」って言います。

それからもう一つ。

腕を振ったり、動かしたりするときの力を利用して勝手に巻き上げて行く機構のものもあるんです。

すごい!

ですよね。

それを「自動巻き」とか「オートマ」とか言ったりします。

手巻きって何となくわかる気がするんですけど、自動巻きってどうなってるんだ??って感じてしまいます。

まさにそれが機械式時計の魅力なんですよね。

時計に耳を近づけると機械の動く音が聞こえます。

「チッチッチ・・・」って。

あの音がいいんですよねー。

この説明だけで、あなたも引き込まれてしまいますよねー。

腕時計初心者でもわかる自動巻きと手巻き式

手巻き式の方がイメージ的にはわかりやすいと思います。

チョロQとかそうでしたね。

ゼンマイを手で巻き上げるタイプです。

腕時計の横に(大体は向かって右横)回すためのポチがひっついています。

その事を日本では「リューズ」(竜頭)って言います。

海外では「クラウン」とも言います。

そのリューズを回すとゼンマイを巻きあげる事ができます。

また、ここであなたは疑問に感じたと思います。

「どのくらいのタイミングで巻くの?」

これは、もちろん時計の種類によっても違ってはきますが「毎日」と考えてもらって大丈夫です。

そう。

結構、面倒な機構なんですよ、手巻きって。

ですが、この面倒さこそが魅力って人も中にはいらっしゃいます。

毎朝、時計を手で巻き上げる事によって1日がスタートするって考えてみるとビジネスマン的にはありかなって思っちゃいますね。

ここからスイッチが入る!

みたいな感じで。

そして、もうおわかりかもしれませんが、自動巻きっていうのはその面倒さを省きたかった為に開発された機構なんです。

腕時計の中は歯車やらゼンマイやらの機械がビッシリと詰まっているんですけど、その機械の上にローターっていう扇形の部品がついているんです。

それが人の手の動きなどによって、勝手に回転します。

そしたら、その力が色んな機械の組み合わせでゼンマイに伝わって巻き上げられるっていう仕組みなんです。

その中身は素人ではまず理解できないくらいの複雑な仕組みなんです。

最初に作った人がいかにすごいか想像がつきますね。

この自動巻き腕時計、ずっとほったらかしにしておくと止まってしまいます。

それを動かす為に、手を思い切り振ったりする人もいるようですけど、リューズを回す事によってもう一度動かす事もできるんです。

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クォーツって何?

もうおわかりと思いますが、クォーツっていうのは電池式の時計です。

何となく上で説明した機械式に比べると面白みがないなぁって感じちゃうかもしれません。

でも、大きな長所があります。

それは「正確」っていう事です。

もちろん、種類にもよりますけどね。

機械式が1日に10秒のずれで正確性が高いっていうのに比べて、クォーツの場合は年単位で1秒、すごいものは半永久的にずれないみたいなものもあります。

このクォーツ式を世界で最初に開発したのが、わが日本代表の「SEIKO」です。

さすがに時間にキッチリしたお国柄が出ているなぁって感じてますよね~。

そして、今では電池交換不要のソーラー時計なんかも出てきています。

デザイン的にソーラーパネルがあるとちょっと嫌だなぁって感じるかもしれませんが、はっきり言ってどこにあるのか見た目はわかりません。

クォーツの場合は価格的にも機械式に比べると数段安く購入できるところが大きなメリットですね。

まとめ

手巻き式、自動巻き、クォーツ。

何となくわかっていただけましたか?

「今から腕時計を欲しい」っていう人にはまず知っておいて欲しい事なので書いてみました。

もちろん、それぞれの長所、短所があります。

それをまずは知っておいてもらいたいですね。

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