食欲の秋ですねー。
9月が旬の食材であなたは何を思い浮かべますか?
ボクが一番最初に頭に浮かぶのはサンマですね。
頭に思い浮かべただけでも、あの焼きサンマに大根おろしとしょうゆで食べる感じがおいしすぎ!
いけない!
腹が減ってきた。
9月が旬の野菜
●にら (3月~10月)
栄養価が高く、スタミナが付く食材として利用されます。
β-カロテンやビタミンA、ビタミンC、カルシウム、リン、鉄などのミネラルに富み、匂い成分の硫化アリルがビタミンB1と結合してその吸収を良くし、代謝機能、免疫機能を高め、疲労回復に役立ちます。
また、整腸作用があり、昔より胃腸(特に下痢)に効く野菜として親しまれ、症状が重い時はニラの煮汁を飲んでも効果を発揮します。
脇役感もあるが、主張もしてくれます。
レバニラ炒めっておいしいですよねー。
どちらかというと中華のイメージですよね。
よくスイセンとにらを間違えて食べてしまって中毒になるっていう話を聞きます。
あなたお気を付けてくださいね。
スイセンには毒があります。
レバニラ炒め
チヂミ
餃子
●さつまいも(9月~11月)
でんぷん、ビタミンCや食物繊維を多く含み、加熱してもビタミンCが壊れにくいですが、たんぱく質は少ないです。
い~しや~きいも~♪寒くなったらよく売りに来ますよねー。
ただ、9月から食べられるんですよ。
お砂糖入れて大学いももおいしいですよねー。
焼きいも
大学いも
天ぷら
●じゃがいも(9月~1月)
デンプン源だけでなくビタミンやカリウムも多く含んでいます。
特にビタミンCが豊富で、加熱してもでんぷんに保護される為、加熱しても減りにくです。
ポテトサラダ
肉じゃが
じゃがいももち
スペイン風オムレツ
●たまねぎ(6月~9月)
新陳代謝を活発にする硫化アリル、コレステロール値の低下に役立つケルセチンが多く含まれます。
たまねぎは色んな料理に使えますよね。
サラダから煮物、焼き物など完全な脇役ですが、加熱すると甘味が増してとてもおいしいですよね。
●そら豆(6月~9月)
ビタミンB群、たんぱく質、カリウム、ビタミンCが豊富に含まれていて栄養分だらけの食材です。
カロリーも低く美容にとてもいい食材なんですよ。
ゆでそら豆
そら豆ごはん
●枝豆(6月~9月)
大豆の若い豆が枝豆です。
知ってましたか?
たんぱく質や糖質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、βカロチンや脂質、食物繊維、鉄分、マグネシウム、カルシウムが豊富に含まれています。
ビールのおつまみっていうイメージが大きいですね。
塩ゆで
豆ごはん
●さやいんげん(6月~9月)
炭水化物、たんぱく質、カロチン、ビタミン、カルシウム、カリウム、食物繊維がバランスよく含まれています。
疲労回復やダイエットの補助食材にいいですよ。
肉巻き
煮物
焼き
なんでも、できる食材ですね。
シャキシャキした食感を楽しみたいです。
●オクラ(7月~9月)
食物繊維、ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムが含まれていて、コレステロールを減らし、夏バテ防止や便秘、下痢に作用すると言われています。
ゆでオクラ(しょうゆ)
豚肉と炒めもの
●とうもろこし(8月~9月)
糖質が多く、エネルギーの補給源になります。
ビタミンB群が豊富な他、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウムをバランスよく含んでいます。
ゆでトウモロコシ
焼きトウモロコシ
サラダなど
色々な料理の脇役としても使いますが、何と言っても1本丸ごと食べるのが甘くておいしいですね。
新鮮なほど甘いですよ。
買って帰ったら早めに食べる方がおいしく食べられます。
●うり(7月~9月)
βカロチン、ビタミンC、葉酸
豚肉との野菜炒め
漬物
●トマト(6月~9月)
ビタミンCが豊富、ビタミンE、カリウム、食物繊維、リコピン、βカロチン
トマトサラダ
マリネ
生のトマトにマヨネーズをつけて食べるだけでもみずみずしくておいしいですよね。
でも、その料理の幅はとても広い!
ボクはカレーに入れたりしてますよ。
ちょっと酸味の効いたカレーになってとてもおいしくておすすめです。
●茄子(なす)(6月~9月)
ナスニン、カリウム
天ぷら
漬物
焼きなす
よく「秋ナスは嫁に食わすな」って言われるますよね。
それくらい、ナスのおいしい時期です。
栄養価が豊富っていうわけではありませんが、逆にダイエット食としては効果を発揮しますよ。
●ピーマン(7月~9月)
ビタミンA、CちなみにビタミンCはレモンの2倍です。
ピラジン、βカロチン、クロロフィル
とても栄養価の高い野菜です。
青椒肉絲
肉詰め
ピーマンは子供の時には嫌いって思ってましたけど、大人になってみるとなんだかおいしい!
栄養価も高く、料理の応用に対応してくれる野菜です。
●かぼちゃ(6月~9月)
βカロチン、食物繊維、ビタミン類、リグナン(ポリフェノール)
煮物
サラダ
スープ
かぼちゃは甘くて栄養価のとても高い野菜です。
料理次第で子供さんにとっては大好きな食材になります。
子供たちがおいしい!って言って食べてくれるといいですね。
9月が旬の果物
次は果物です。
果物はビタミンCを含んでいて、美容にいいっていうイメージがありますが・・・。
実際はどうなんでしょうか?
●柿(9月~12月)
「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言われる程に栄養価の高い果物です。
カリウム、βカロチン、ビタミンC
高血圧の予防、疲労回復、風邪予防、がん予防、老化防止、二日酔いに効果があると言われています。
●梨
ほぼ9割に近い量の水分でできています。
ビタミンはほぼ含まれていませんがカリウムを多くふくんでいます。
夏から秋に最盛期を迎え、新鮮なものは甘くとてもみずみずしいです。
咳止め効果や解熱効果もあります。
●西洋梨
ちょっとひょうたんみたいな形をした、西洋梨。
実際に食べてみると、梨のような桃のようなおもしろい食感で好きなんですよねー。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどのビタミン群、カルシウム、リン、鉄、マグネシウム、銅、葉酸、パントテン酸、アスパラギン酸、タンニン
栄養素の種類は豊富ですが、ひとつづつの含有量は多くありません。
しかし、栄養成分の相乗効果によって、高血圧の予防、貧血の予防、動脈硬化やがんの予防、美肌、脳の活性化など、様々な効果が期待できると言われています。
●リンゴ
リンゴ酸、クエン酸、カリウム、ペクチン
風邪をひくとリンゴがいいって聞いた事がありますよね。
でも、ビタミンCって意外と少ないんですよ。
でも、胃腸の働きをよくしてくれたり、コレステロールを抑えてくれたり、がんの予防になったりといろいろな効果があると言われているんです。
たくさん食べて健康でいたいですね。
●いちぢく
食物繊維、カルシウム、鉄分、カリウム
ボクが幼い時にはいちぢくの木があちこちで身を付けているのを見かけたことがあります。
それを取って食べちゃっていました(笑)
でも、甘くておいしかった。
最近は売り場に出てくる量もそんなに多くないですよね。
もっといっぱいあって欲しいけどなー。
●ぶどう
ブドウもいろいろな種類がありますよね。
イタリアではワイン作りが行われる中で、「いい葡萄はいい血を作る」っていう言葉があるくらい体にいいものっていうことです。
ブドウ糖、ポリフェノール
このブドウ糖は体内に吸収されやすく、疲れを取るのに効果的と言われています。
また、いろいろなポリフェノールが含まれていますが、目の病気やがん、動脈硬化の予防にも効果を果たす事が期待されています。
●マンゴー
南国の果実マンゴー、完熟した身を賽の目に切ってパカっと開いた感じで食べます。
あの芳醇な香りと甘さはやみつきにさせてくれます。
ビタミンCやカリウムが豊富に含まれていて、熟したものはβカロチンもむくまれます。
一度、宮崎マンゴーを食べましたがやばかったです♪。
もう一度食べてみたい!
9月が旬の魚介類
●イカ(スルメイカ、剣先イカ、ヤリイカ)
イカリング(イカのフライ)
イカと豆腐の煮物
焼きイカ
イカは新鮮なものはもちろん刺身で食べてもおいしいですし、煮物にしてもとてもおいしいですよ。
また、味があっさりとしていますが、食感がいいので脇役としてどんな料理に入れてもうまくマッチしてくれます。
また、イカは脂質の少ないたんぱく質がとても豊富に含まれています。
肉類だと太ってしまうことが気になってしまいますが、イカは低脂質なので、その心配がいりません。
効率よくたんぱく質を摂取できて、筋肉や骨を作ってくれます。
また、よく栄養ドリンクで耳にするタウリンがたくさん含まれていますので、疲労回復や肝臓の働きをよくし、コレステロールを下げる働きがあると言われています。
●マダコ
たこ焼き
天ぷら
酢の物
マダコもイカと同じように低脂質で高たんぱくです。
タウリンもイカと同じようにたくさん含まれています。
マダコもイカと同じようにいろいろな料理の脇役として入れてもインパクトを持ちます。
また、当然主役として料理してもおいしいのが特徴です。
●甘鯛
甘鯛と言えば、煮つけがとってもおいしいっていうイメージです。
ですが、もちろん唐揚げや天ぷらにしてもおいしいですし、塩焼きにしても身がほろほろしてとてもおいしいです。
脂肪が少なく、たんぱく質の多い魚です。
●サンマ
焼きサンマ
蒲焼
甘露煮
秋と言えばサンマです。
安い時はスーパーで、100円以下で販売されています。
とても、手が出しやすいお手頃なお魚です。
そのサンマは旬の時期に最も栄養価が高くなります。
脂ものってとてもおいしいですよね。
たんぱく質はとても、サンマは脂乗りがいいので、高脂肪ではあります。
ですが、たんぱく質を摂るにはとても効率のいい魚なんですよ。
よく太っていて、背中が青黒く光っているものを選ぶと脂乗りがよくておいしいですよ。
●カレイ
カレイと言えば、煮付けにするとおいしいですよね。
あとはムニエルにしたり、唐揚げにしたりすると、とてもおいしくたべられますよね。
そうやって食べるととてもおいしいカレイですが、ビタミンB2が豊富に含まれています。
これは、炭水化物、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーに変える働きをする栄養素なんです。
また、ビタミンB12も摂る事ができます。
これは野菜からでは摂る事ができない栄養素で、神経や細胞の働きを正常に保つ為の働きをしています。
●イワシ
イワシはマイワシやウルメイワシ、カタクチイワシ(小イワシ)と種類があります。
たんぱく質やビタミンB群、ビタミンE、葉酸などが含まれています。
妊娠中の女性にとって、おすすめというか食べた方がいいよっていうお魚です。
小イワシであれば、天ぷらや刺身、マイワシであれば梅煮にするとニオイも気にならずにおいしく食べられます。
しっかりと煮ることによって骨まで食べることができるし、ご飯にもとっても良く合うんですよ。
●サバ
みそ煮
塩焼き
竜田揚げ
サバには抗酸化作用のあるセレンが含まれています。
ガンの予防や老化防止に効果があると言われています。
サバはご飯との相性が抜群です。
白ご飯と一緒にたくさん食べる事で、あなたもアンチエイジングですね。
●タチウオ
タチウオはとても脂乗りのいい魚です。
焼いて食べても、刺身にして食べてもとてもおいしく食べられます。
高脂質なので、体によくないのではと思うかもしれませんが、魚の脂質はコレステロールを下げる役割があります。
動脈硬化の予防にもいいですよね。
ただ、骨がとても多い魚なので、喉に詰まらせないように注意しましょうね。
●カツオ
カツオと言われてすぐに思いつく食べ物といえば、たたきですね。
とてもおいしいですよね。
お酒との相性も抜群です。
秋のカツオは戻りガツオと言われていて脂が乗っていてとてもおいしいんですよ。
ビタミンB群やカリウムを含んでいます。
カリウムは不要な塩分を体外に排出する働きをしています。
ちなみにカリウムって汗と一緒に出てしまいがち栄養素なんです。
カリウム不足だと熱中症の原因にもなったりしますよ。
また、タウリンもしっかりと含まれていますので、肝臓の働きを助けてくれます。
お酒好きのあなたにはぜひ食べてほしいお魚ですね。
まとめ
旬のものって本当においしいですよねー。
これから食欲の秋です。
あなたもたくさん食べましょう!