日本中の氏神さまの中心にある伊勢神宮。
お伊勢さん参りと昔から言われています。
それだけに参拝客も多く、周辺スポットも観光客でにぎわっています。
観光客が多いでどうしても、礼儀や作法といったところがおざなりに
なってしまいます。
どうせお参りに行くなら、ちゃんと襟元ただすってわけじゃないですが
礼儀作法くらいは知った上でお参りして、周辺スポットを観光して
おいしいものを食べて、お土産も買って帰りたいですよね。
伊勢神宮の参拝作法を教えます。
まずはおおまかな順番からです。
あなたの地元の氏神様に参拝します。
そこで、旅の安全とお伊勢さん参りに行く旨をお伝えします。
伊勢に到着して最初に行くべきところは
二見輿玉神社:夫婦岩で有名な神社でこちらで禊をした後に伊勢神宮の外宮に
参拝というのが習わしとなっています。
外宮(げくう):外宮とは豊受大神宮とのことで豊受大神(とようけのおおかみ)
をお祀りしています。
豊受大神は天照大神の食事を司っている神様です。
外宮の順路は御正宮→多賀宮→土宮→風宮の順で参拝します。
内宮(ないくう):内宮とは皇大神宮のことで天照大神をお祀りしています。
日本の中で一番尊いお宮になります。
内宮の順路は瀧祭神→御正宮→荒祭神→風日祈宮になります。
●鳥居をくぐる前の礼
15度くらいに会釈をしてからくぐります。
●真ん中は神様の通り道
正中と言って、神様の通り道なので参道の真ん中を歩いてはいけません。
ちなみに外宮は左側通行、内宮は右側通行になります。
●手水舎では?
1)右手で柄杓を持って水を汲み左手を洗う。
2)柄杓を左手に持ち換えて右手を洗う。
3)柄杓を右手に持ち換え左手に水を受けて口をすすぐ。
柄杓から口飲みするのは無作法である。
4)再び左手を洗う。
5)残った水は柄杓を立てて柄を軽く洗いながら流す。
6)柄杓を元の位置に置く。
●参拝
拝礼時は二礼二拍手一礼。
拝礼後も立ち去る際、御正宮に向かい一礼。
別宮でも同じです。
以上、基本的なマナーです。
せっかくお参りに行くなら観光気分だけではなく
マナーを守って参拝しましょうね。
伊勢神宮で参拝した後の周辺スポットは?
参拝が終わったら今度は旅の楽しみです。
スポットでここは行っておきたいところを紹介します。
●おはらい町
三重観光の際は立ち寄り必見です。
レトロな雰囲気のスイーツカフェもあり
一日中楽しむことができます。
●おかげ横丁
おはらい町の一角にある江戸期から明治期にかけての伊勢路を再現した横丁。
三重県と伊勢を凝縮していて、グルメ、ショッピング
など、観光を堪能できます。
お伊勢さんに詣でたなら、必見です。
●伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス
大人から子供まで楽しめる水族館です。
海の生き物と実際に触れ合うことができます。
伊勢に来たならこちらも絶対おすすめのスポットですね。
●伊勢安土桃山文化村
安土桃山時代の歴史や文化を楽しみながら学べるテーマパークです。
広い施設内では手裏剣や弓矢などのゲームコーナーや忍者劇などがあり
日本史に詳しくない方でも十分楽しむことができますよ。
観光しながら日本の歴史を学習しましょう。
この中でも、おはらい町とおかげ横丁は伊勢神宮内宮すぐそばなので
参拝が終わった後にすぐにでも足を踏み入れてみたい場所です。
伊勢神宮で参拝した後のグルメとお土産を紹介。
どうしてもというものだけ、3種類づつ紹介します。
まずは食べておきたいグルメから。
①伊勢うどん
外せません!
おかげ横丁内の「ふくすけ」が一番です。
人気もあり、並んでいますがそれだけの価値がありますよ。
②てこね寿司
てっぱん!
「すし久」がおすすめです。
あっという間に食べちゃいますよ。おいしすぎて。
③美杉郷 八知玉屋のこんにゃく
こんにゃくのくせに!!って思うくらいうまいです。
食べた人にしか表現できません。
まさに百聞は一見に如かずの一品です。
だまされたと思って食べてみてください。
次にお土産を紹介します。
①赤福
おかげ横丁内に本店があります。
いつまでも、定番でありながら味もよく大人気でありません。
②伊勢うどん
お土産に買って帰ってあげるとほぼ全員が喜びます。
思い出しただけでも、また食べたくなります。
③へんば餅
昔ながらのやさしい味が魅力。
フライパンなんかでちょっと焼き色をつけると
おいしさも増します!
外しませんよ。
まとめ
伊勢神宮は決して観光ムードバリバリで行ってはいけない
ところで、とても厳格なスポットなんです。
しっかりとピリピリ感を出してお参りしたら
しっかりと観光を楽しみましょう