神社ってどのくらいの数があると思いますか?
全国津々浦々に大小合わせると約80,000社もあります。
そんなにあるんだー!
ていうような数ですよね。
だったら、初詣はどこに行ってもいいのかなって思ってしまいますが
それはちょっと違うんですよ。
初詣はどこの神社にお参りしてもいい?
日本ではいろんな宗教文化が混ざっているので、初詣に神社に行く人も
普通に仏壇が家にあったりとか、割と当たり前にあります。
他の国の人からすると宗教も自由度が高いのでうらやましいと思われています。
神社のお参りにも実はいろんな決まり事があります。
なんとなくお賽銭を投げいっれてパンパンって柏手を打って、拝むみたいな
イメージではないかと思います。
ですが、鳥居をくぐる時からちゃんと決まり事はあったりします。
そんな決まり事の中でも、今回は初詣はどこにお参りしてもいいのかどうか
という事になりますが、結論から言うとちょっと違うんですね。
実はあなたの住んでいる地域を見守ってくれている神様をお祀りしている神社
があるんです。場所によっては本当にお社だけの小さなところもありますが
そういう神社の事を「氏神様」と言って普段からあなたの事もしっかり見守って
くれているんです。
その神様を差し置いて他の神社の神様に「〇〇をお願いします」というのは
かなりよくないのはわかってもらえるかと思います。
ですので、初詣の時には氏神様にお参りし、「1年間見守ってくださってありがとうございます」
「今年もよろしくお願いします」くらいの事はしておくべきですね。
人間の世界でもお世話になった人には「ありがとうございます」
くらいの事は言いますよね。それと同じように当然ながら神様にも
お礼を言いましょう。
初詣に行くべき氏神様の調べ方は?
じゃあ、2018年の初詣は氏神様にお参りしよう!って思ったかもしれません?
ですが、実際にあなたの氏神様がどこの神社なのかわかりますか?
「近いから、あの神社かなー?」
ていうだけでは、本当にその神社があなたにとっての氏神様かどうかはわかりません。
その調べ方を教えますので、あなたの住む場所がどの氏神様にあたるのか調べてみてください。
各都道府県には神社庁があります。
そこに問い合わせてみるのが手っ取り早いです。
各都道府県一覧の神社庁一覧です。↓
http://www.jinjahoncho.or.jp/introduction/jinjacho/
氏神様以外に参拝したい時はどうしたらいい?
それでも、お正月の間に帰省していたり、旅行で他県にいて
氏神様にどうしても初詣のお参りができないけど、初詣には行って
おきたいけど、行ったらダメなの?
ということももちろんありますよね?
当然、ダメということはありません。
ただ、礼儀はちゃんと尽くさないといけません。
いつも見てくれている氏神様をとばして他の神様にお願いしても
お願い事をかなえてくれるイメージってちゃんとわきますか?
逆にバチが当たりそうにも感じてしまいますよね。
まあ、神様はそこまで度量は狭くありませんけど。
もし、お正月の期間に氏神様に行けずに他の神社やお寺に初詣しようと
考えているのであれば、年末の間に氏神様に行くようにしましょう。
そこで、お参りします。
「今年1年間、お見守りくださりありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。
また、年賀の挨拶は〇〇神社に参拝に参ります。
何卒、道中の安全をお見守りください。」
そして、無事に帰って来たらまた氏神様にお参りします。
「おかげ様で無事、お参りして帰ることができました。
ありがとうございます。」
こんなところで十分でしょう。
要は礼を尽くせば、何も問題はないという事です。
ある意味、当たり前の事なのかもしれないのですが
神様って、目に見えない存在なのでどうしても礼儀をおざなりにして
自分の都合のいいときだけ「神頼み」になってしまいがちですよね。
常に見守っていただいているという事を意識しておきたいものですね。
まとめ
初詣は基本的には氏神様にお参りするのが、筋道です。
ですが、どうしても他の神社にお参りしたい場合には
ちゃんとご挨拶して行く事には何も問題ありません。
礼儀を尽くしている人は必ず神様のご加護がありますので
信じてまいりましょう!