まず、最初に言っておきます。
ボクは球団を批判しているわけではありません。
ただ、チケットが欲しくても手に入れることができないのにテンバイヤーと呼ばれる輩が大儲けしている現状に腹立たしく感じているだけなんです。
この記事を読んでくれた、カープファンのあなたと一緒に考えてみたいと思って書いています。
カープのチケットの売れ方が異常!
ひと昔前のカープであれば、
「今日、やることないけん野球でも観に行こうか!」
ができていました。
2016年の前半くらいまでは、そんな事もできていました。
何となくおかしいなと感じた出来事はありました。
最初にそう思ったのは前田の引退試合でした。
その引退を速報で知ったボクは仕事中にも関わらず近くのコンビニに足を運んで、チケットを買うことができました。
しかし、何と約1時間後にはその日のチケットはなくなっていました。
今までに感じたことのないパターンでした。
その時は前田なら当然かななんてのんきに思っていました。
ですが、2016年後半以降のカープのチケットの売れ方は明らかに異常と言ってもいい状態です。
一番の原因はカープが強くなったことです。
しかし、1980年代のカープもかなり強かった。
でも、満員になる試合は巨人戦か阪神戦くらいでした。
そして、1991年の優勝の日はマジック1で迎えてダブルヘッダーでどっちか勝てば優勝という日でしたが、その日も満員にはなっていませんでした。
だから、現状を異常と言ってしまうんです。
世代がわかってしまいますが、そこはご勘弁願います。
ここにもう一つの原因があります。
それは、チケットが獲れないという危機感がファンの心の中にあるんです。
2016年の優勝で、クライマックスシリーズ、日本シリーズとチケットの獲りにくさを感じたカープファンは多くいたはずです。
あなたもその一人ではないでしょうか?
それが、2017年のシーズンに影響しました。
年間指定席はなんと全席完売。
ファンクラブも3万人があっという間に完売。
3月1日が一般発売で、3月2日には指定席は完売という状態です。
早く買わないとなくなってしまうという危機感がみんなをこういうふうに動かしているんです。
そして、それを巧みに利用しているのが転売屋たちです。
2018年はもっとひどい状況になっています。
みんな、カープの試合を心から観たいと思っています。
いい方法ってないものなんでしょうか??
カープのチケットの売り方はどうなの?
カープ球団のチケットの売り方をちょっと考えてみます。
まず、スポンサーや年間指定席を持っている方が最優先で、購入に限度ないそうです。
年間指定席を転売屋さんが持っていたらと思うと、ちょっとどうかなと感じますね。
そして、35,000人のカープファンクラブ。
これに入れば、枚数限定の先着優先販売があるそうですが、かなり狭き門です。
そして、各プレイガイド(イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット)の先行販売。
で、一般販売です。
一般販売は3/1が窓口と各プレイガイドになっています。
3/2から球団ホームページでも販売されます。
一般販売のうち、窓口での販売を見てみるとすでに1ヶ月も前から列を作っている強者がいるそうです。
これも、絶対買える方法を求める、すなわち無くなってしまったらカープの試合が見ることができなくなってしまうという恐怖感からでしょうか?
ただ、そんなに早くから並ぶのっていかがなものでしょうか?
ここ2年の間にカープファンのマナーについてうるさく言う方がネット上でも増えてきました。
一部のファンのせいでカープファン全体が悪者にされているような感じになってしまっていますよね。
マツダスタジアムは広域避難所にも指定されています。
もし、何かあったらと思うとゾっとしてしまいます。
ただ、どうしてもチケットが欲しいとそういうことになってしまいますよね。
ここはやはり球団が断固とした措置を取らないといけないのではないかと感じます。
そして、一人5試合までで、1試合では制限がないとの事。
「???」
一人1試合で4席までの間違いではなくて?
と感じてしまいます。
今の現状を当事者意識として持っていないというのを強く感じます。
そして、中日戦、ヤクルト戦、DeNA戦のビジターパフォーマンスの半分をカープファンに開放することになりました。
正直、望んでいません。
それでは、またファンが恨みを買うだけです。
何も解決されません。
ただ、チケットを全て完売させたいという思惑しか見えてきません。
ファンが願うのは内野自由席を指定席にすることです。
そうすれば、コンコースなどに座って観ている人たちを無くせます。
なぜ、やらないのか?
チケットの売れる枚数が減ってしまうからと考えているようにしか思えません。
新しいパーティ席を作るなら一般席を作って欲しい。
それが、多くのカープファンの願いです。
しかし、これらの事も球団としてはより多くの方に楽しんでもらいたいという事は念頭に入れているようです。
そこだけは、みんなわかっておいてもらいたいところですね。
カープのチケット転売対策には何が必要?
一番難しいのはここです。
まず、売り方です。
窓口だろうが、抽選だろうが、先着だろうがどの方法を使っても彼等は専用のソフトを使って、我々が苦労しているチケット争奪をいとも簡単にやってのけます。
そして、高額で売ります。
チケットキャンプが摘発されましたが、オークションなど様々なところで暗躍しています。
残念ながら、まだカープ球団がそれを阻止できる力はついていないようです。
なにせ、こんなにチケットが売れるなんて数年前には予想もしていなかったことですから。
そうなると、例えばオークションにカープのチケットが出展されていたら違反報告をするなどのファン自身が自己防衛していくべきではないでしょうか?
それでも、どうしても欲しい方が高額でも買ってしまうので、転売屋の商売が成り立っているんです。
そうかと言って、カープに弱くなって欲しいっていうのは全く違いますよね。
あなたも一緒に考えてみませんか?
どういう対策ができるのか?
まとめ
一番悪いのはチケットを買い占める輩です。
それを高額転売する奴らです。
でも、それを買う人がいるのも確かです。
欲しいのもわかる気はするんですが、残念ながらその行為に乗っかっている輩を太らせることになるんです。
だから、あなたも一緒に考えましょう!