スポーツ プロ野球

CSのルールってなぜおかしいと思われている?変更する所と改善案は?

投稿日:2018年2月11日 更新日:

横浜DeNAベイスターズ横浜スタジアム

プロ野球のペナントレース終了後に行われるクライマックスシリーズ。

もともとはパリーグから始まって、その集客力やシーズン終盤の3位争いの面白さから評価される声もあり、セリーグでも導入されました。

当初、パリーグでは3位から日本一になるチームも出たくらいです。

そして、去年はDeNAベイスターズが3位から短期決戦の勢いを追い風にして、見事に日本シリーズの出場を果たしました。

残念ながらソフトバンクに敗れはしましたが、ベイスターズファンにとっては楽しいシリーズになったことでしょう。

ところが、そこにはリーグ優勝のカープを破ってという肩書があり10ゲーム以上の大差がありました。

当然、本当の日本一ってどこに??

っていう議論が出てきてもおかしくはありませんね。

  

Sponsored Links

CSのルールってなぜおかしいと思われているの?

クライマックスシリーズって肯定派と否定派に分かれています。

●肯定派の意見はこうです。

・今の時代になって、ペナントレースの1位どうしの対戦と思っているなんて考え方が古い。

・3位まで日本一の可能性があるので、ペナントレースの消化試合が少ない。

・アメリカでもワイルドカードがあるので、日本でも必要。

たしかに、2017年のベイスターズの人気や2013年のカープも初めてのクライマックスシリーズではみんな燃えてましたね。

●逆に否定派の意見は・・・

・優勝していないチームが日本一なんておかしい。

・負け越しても日本一の可能性があるのはおかしい。

・ペナントレースの価値が下がる。(リーグ優勝の価値が下がる)

・6チーム中3チームもクライマックスシリーズに出られるのはおかしい。

大きな批判意見としては、こんなところでしょうか?

そして、リーグ優勝してないチームが日本シリーズに出場した場合、みんな言うのが「来年は優勝して出たい!」です。

やはり、選手の中にはルールの範囲とは言え何かペナントレースに対する敬意も感じられる言葉も多いですね。

●CSのルールどこがおかしい?

一番おかしいのはクライマックスシリーズは消化試合を少なくするために作られた苦肉の策だということです。

確かに、ファンあってのプロ野球なので、そういう考え方も必要です。

ただ、そこにはリーグ優勝したチームへの1勝のアドバンテージや日程を有利にするなどしてあります。

それって少し変ではないでしょうか?

優勝したチームにアドバンテージをあげるということは優勝したチームに日本シリーズに出て欲しいという考え方が入っているということになります。

つまり、「クライマックスシリーズという場で集客はしたいが、やはりペナントレースの価値は大事にしたい」

こういう思いが明らかに伝わってきます。

だけど、集客や消化試合の減少がうまく行っているから改善はしない。

そこの部分が一番おかしいと言えます。

クライマックスシリーズで日本一が決まってしまうなら、ペナントレースは必要ないという考え方にもなってしまいます。

CSのルールを変更するならどこをどうする?

やはり、日本一を争うチームというのはペナント優勝チームでというのがいいのではないでしょうか?

2017年だと、ソフトバンクホークス対広島東洋カープはどっちが強いかを見たいと思うファンも多かったはずです。

まあ、短期決戦で弱さを見せたカープがあの場で勝てるかどうかも微妙ですが・・。

優勝チーム対優勝チームという考え方は残してもらいたいというのがありますね。

ただ、クライマックスシリーズがなくなってしまうのはちょっと残念です。

興行として考えてみても、この時代なくてはならないものになっていると感じます。

では、どこを変更していけばいいでしょうか?

143試合の価値も大事にしながら、短期決戦の意義も大事にしていきたい。

そもそも、ペナントレースの143試合ということ自体が多すぎます。

ここを130試合くらいに減らします。

そして、日本シリーズはセ・パの優勝チーム同士で戦います。

もちろん勝った方が日本一になります。

クライマックスシリーズを完全に別枠で考えます。

セ・パの3位までのチームが出場してその優勝を争います。

Sponsored Links

CSの改善案を作ってみた!

CSとなっていますが、ペナントレースから考えてみます。

先ほども書いていますが、143試合は多すぎます。

130試合で十分です。

そこで、優勝したチーム同士は10月最初の土日から日本シリーズを戦います。

次の週の土日には第6戦、第7戦になります。

開催時期が早まっただけで、ここに変更点はありません。

7試合制で先に4勝したチームを日本一とします。

その日本シリーズに先立つ週の月、火、水を利用して、「セリーグ2位 対 パリーグ3位」、「パリーグ2位 対 セリーグ3位」の試合を行います。

ここは3試合制の先に2勝したチームの勝ちとします。

ここで勝ち上がったチーム同士がその週の土曜日つまり日本シリーズと同じ日の開催で、7試合制の4戦先勝のチームが勝ち上がりとします。

そして、クライマックスシリーズ優勝を目指して、日本シリーズで勝ったチームとクライマックスシリーズを勝ったチームが対戦します。

そこは日本一ではなく「クライマックスシリーズ優勝」とします。

ですから、日本シリーズとクライマックスシリーズは完全に別物という考え方になるということですね。

当然、日本シリーズは日本シリーズの格を大事にします。

クライマックスシリーズは短期決戦で別のスポンサーや賞金になって、今までの考え方とは全く違う考え方のトーナメント戦になります。

細かい考え方に修正点はあるかもしれませんが、現状すぐできる改革案としてはこんなものかと思います。

チーム数が増えていけば、また他の案も浮かぶかもしれませんが、まだ現実的ではありません。

今のままではペナントレースの意義が少し薄らいでしまいます。

やはりそこを改善すべきだと考えます。

まとめ

色々な方の改善案をまとめた結果、こういう結論になりました。

ただ、必ずしもこれが正解とは言えません。

こうやって、ただのファンの考え方が通用する世界だとも思っていません。

ですが、どういう案がいいかというのを公募する度量も必要なのではないかと思います。

プロ野球ファンは個々に様々な考え方を持って、この問題を考えています。

2017年の阪神タイガースとDeNAベイスターズの泥試合から日程が変わるのかと思えばそういうこともなく。

はっきり言ってファンや選手置き去りとしか思えません。

年々、問題点はどこかで出てきますので、それを改善しながらやっていかないといけないのではないでしょうか?

そのあたり、この記事を読んでくれたあなたはどう思いますか?

よかったら、あなたの思う方法なんていうのも聞かせてもらえると嬉しいです。

Sponsored Links

-スポーツ, プロ野球
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

広島東洋カープ選手別応援歌背番号40「磯村嘉孝」

広島東洋カープ選手別応援歌背番号40「磯村嘉孝」

2019福岡ソフトバンクホークス選手別応援歌とチャンステーマ若鷹軍団

2017年は優勝から日本一、2018年は2位から日本一! 2019年はどうやって日本一になりましょうか?? もちろんリーグ優勝からの日本一に決まってますね。 我等が福岡ソフトバンクホークスは間違いなく …

2018読売ジャイアンツ応援歌選手別とチャンステーマ

今年は上原も帰ってきてチームに活気が戻ってきました。 絶対に優勝して日本一を奪還するためにはあなたのその応援が必要です。 一緒に球場をオレンジ一色に染めましょう! 2019年応援歌はコチラ

no image

千葉ロッテマリーンズ選手別応援「汎用」

千葉ロッテマリーンズ選手別応援歌「汎用」

no image

2019年横浜DeNAベイスターズ応援歌「外国人投手」のテーマ

2019年横浜DeNAベイスターズ応援歌「外国人投手」のテーマ

最近のコメント

    お問い合わせ

    お問い合わせはこちら