年々加速する、マラソンブームと思われがちですが地方にいると何となく落ち着いてきたのかなという気もします。
しかし、この東京マラソンだけは人気の衰えを全く見せません。
衰えるどころか、人気に拍車がかかった感じもあります。
こうなると全国だけでなく海外からも参加してみたいという人が増えてきます。
ますます、当選への道は遠ざかるばかりです。
2019東京マラソン日程と参加資格
それでは、早速2019年の東京マラソンの開催日程を見てみましょう。
例年2月の最終周の日曜日に行われてまいりましたこの大会2019年から3月の最初の日曜日に変わります。
2020年から天皇誕生日が2月23日に変わるための措置です。
これだけのビッグな大会なので、設営に2日、撤去に1日かかってしまい交通規制と天皇誕生日の一般参賀が被ってしまうのを防ぐという事です。
また、他のメジャー大会との兼ね合いも考えての事だそうです。
2019年3月3日(日)開催
では、どんな人が参加できるのでしょうか?
参加資格をみていきます。
定員 | フルマラソン 35,500人 10㎞ 500人 |
申し込み方法 | 東京マラソン公式ホームページよりhttp://www.marathon.tokyo/ |
参加資格 | 以下の条件にあてはまる者で、主催者が出場を認めた者。
1)フルマラソン 大会当日満19歳以上 1-1)一般 6時間40分以内に完走できる者 1-2)準エリート 「RUN as ONE – Tokyo Marathon 2019」に定める推薦基準に達する者 1-3)エリート ・2017年度日本陸上競技連盟登録競技者で、別途定める参加基準に達する者 ・招待選手(日本陸上競技連盟が推薦する国内・国外の者) 1-4)車いす一般 レース仕様車で2時間10分以内に完走できる者 1-5)車いすエリート ・2017年度日本パラ陸上競技連盟登録者かつ2018年IPC登録予定者で、大会当日にWorld Para Athletics国際クラス(T53・T54)を所持している者。なおかつWorld Para Athletics公認大会で、男子1時間50分以内、女子2時間以内の記録を有する者 ・招待選手(日本パラ陸上競技連盟が推薦する国内・国外の者)
2)10km 大会当日満16歳以上 2-1)ジュニア&ユース 大会当日満16歳から満18歳までの1時間30分以内に完走できる者 (1999年2月26日以降、2002年2月25日までに生まれた者) ※東京都が東日本大震災復興支援を目的として企画する事業に参加する者を含む 2-2)視覚障害者 大会当日満16歳以上 1時間30分以内に完走できる者 2-3)知的障害者 大会当日満16歳以上 1時間30分以内に完走できる者 2-4)移植者 大会当日満16歳以上 1時間30分以内に完走できる者 2-5)車いす 大会当日満16歳以上 レース仕様車で35分以内に完走できる者 ※車いすのレース仕様車とは大会当日に適用される最新のWorld Para Athletics競技規則に定められた規格の車いすのことを指す。 |
エントリー受付期間 | 一般:2018年8月1日(水)~8月31日(金)抽選
チャリティランナー枠:7月1日(日)~7月31日(火) 先着4,000人 (アクティブチャリティは8月31日(金)まで) 東京マラソン財団公式クラブONE TOKYOプレミアムメンバーを対象とした先行申込みを7月上旬から7月31日(火)まで行う。定員3,000人。申込者多数の場合は抽選。 |
参加料 | ①フルマラソン 国内:10,800円 海外:12,800円
②10㎞ 国内5,600円 海外:6,700円 |
東京マラソンエントリー方法
エントリー方法には様々あります。
まずは上の表にある参加資格を見てあなたに参加できる状態かを確かめてみてください。
ほとんどの方は「一般枠」での応募になると思います。
まずは一般枠のエントリー方法から見ていきます。
フルマラソンに出る方全員、大会当日19歳以上で6時間40分以内に完走できるという事を確認してください。
その枠に入っている人はエントリー可能です。
①8月1日(水)AM10:00~8月31日(金)17:00までの間に東京マラソン公式ホームページhttp://www.marathon.tokyo/でエントリーをしてください。
②9月下旬抽選結果発表!!メールで当落の通知が届きます。
③当選の場合メールに参加費の支払い方法と支払い期限が書いてありますので、必ず期限までに支払いを済ませるようにしましょうね。
④1月下旬~2月上旬にかけて参加案内が届きます。
続いて準エリート枠です。
「準エリート 「RUN as ONE – Tokyo Marathon」に定める推薦基準に達する者」と参加資格の中にあります。
これの説明です。
それぞれの、都道府県に東京マラソンとの提携マラソン大会があります。
これはフルマラソンとは限りません。
都道府県によってはハーフのところもあります。
それらはすべて日本陸連の公認大会になっています。
その大会で、推薦されることが必要になります。
まずはタイムに基準が設けられています。
マラソン
男子2時間55分以内
女子3時間40分以内
ハーフ
男子1時間21分以内
女子1時間45分以内
しかも対象期間も決まっています。
2017年11月~2018年10月の期間になります。
ですから2019年の大会に参加したい場合は10月中の大会に参加して記録を出さないといきません。
また、推薦を得る為にはタイムを出すだけではだめで、お住まいか勤務地のある都道府県の陸連への登録が必要になります。
都道府県によっては個人登録ができないところもあります。
登録できるかどうかは日本陸連のホームページから各都道府県の陸連のホームページにリンクしていますので見てみてください。
https://www.jaaf.or.jp/about/entry/
なかなかにタイム設定も厳しいと言えますが、実はどんな人でもしっかりと練習すれば出せるタイムでもあったりします。
チャレンジしてみれば、東京マラソンの厳しい抽選を勝ち抜くよりも実力で勝ち取れる可能性があります。
上の基準タイムをクリアして、各都道府県で50人以内の推薦があります。
ですので、あなたのお住まいの場所によっては出場しやすいかもしれません。
東京マラソンエントリー倍率と当選するコツ
下の表は過去6年間の一般エントリー抽選倍率になります。
定員35,500人に対して、一般エントリーだけの抽選になるのは約26,500人です。
それに対しての倍率になりますので、去年や一昨年で言うと30万人ちかくの人が夢破れた形です。
ただ、マラソン人気も全国的にやや落ち着いてきたと言われています。
今年の倍率も去年同様下がってくるのか。
気になるところでもあります。
2013年 | 10.3倍 |
2014年 | 10.3倍 |
2015年 | 10.7倍 |
2016年 | 11.3倍 |
2017年 | 12.2倍 |
2018年 | 12.1倍 |
さすがにこの厳しい倍率を潜り抜けての出場というのはなかなか難しいと思います。
という事で、一般の人が少しでも当選する確率を上げるコツといいますか、出場する為のコツをお伝えします。
一つ目は、先ほども触れました準エリート枠です。
実際、男性で2時間55分、女性で3時間40分という数字は練習する環境を作れたらそんなに難しい数字ではありません。
2019年の出場には無理かもしれませんが、2020年の出場を目標に本気でそこをトライしてみるのが一番有効な手段です。
二つ目、なんとしても絶対に出たいという人におすすめですが、「チャリティ枠」が先着であります。
7月1日(日)~7月31日(火)4,000人先着で10万円以上の寄付をすれば、出場資格を手に入れることができます。
参加料は別途10,800円かかってしまいます。
結構金銭的に余裕のある方はこの方法で出場することが一番の近道です。
そして、三つ目。
東京マラソン財団公式クラブONE TOKYOプレミアムメンバー(年会費:4,320円)に加入し先行エントリーに申し込む方法です。
7月上旬~7月31日まで受付で3,000人です。
申込者が多い時は抽選になります。
3,000人の枠に約20,000人が申し込んでいます。
倍率は6から7倍ですので、通常の一般抽選よりは若干確立は上がります。
さらにこの先行抽選で落選しても、一般抽選に回ります。
そして、そこで落選すると最後に2次抽選があり3回のチャンスがあります。
当然それでも、落選する可能性はありますのでよく考えて会員になる事をおすすめします。
ただ、一般だけをエントリーすることを考えると確立は当然上がります。
ONE TOKYO公式→https://onetokyo.org/
最後にまことしやかに語られる噂についてです。
東京マラソンはAブロックからLブロックにかけてブロック分けされています。
Aブロックは陸連登録者でB以降は一般でタイムの速い順番になります。
実はこのブロックって区切られている幅はほとんど一緒なんです。
どういうことかというと、持ちタイムでバランスよくなるように振り分けられると行くことなんです。
という事は4時間台から5時間台という人はかなり人数が多いのでその分実は倍率が高くなってしまうというんです。
そして、今では陸連登録者が増えたようですが、Aブロックの陸連登録者やタイムの速いBブロックの人たち、逆にLブロックの人たち自体の申し込みは少ないので、当選確率も上がるというものです。
これには信憑性はありませんが、なるほどと思う部分があります。
もし、あなたが出場したいなら一番多いところを避けるために持ちタイムを3時間30分以内にするとかなり確立も高くなってくるのではないでしょうか。
まとめ
東京マラソンのエントリー方法と当選するコツを書きました。
それでも、なかなか狭き門ではあります。
他のマラソン大会と合わせて検討してみてもいいかもしれませんね。
ただ、一生に一回でいいから東京の街を走ってみたいという思いは誰でも持ってますよね。
それではあなたが絶対に当たる事を祈っています。